友人のブログでねこちゃんの寓話を読んだ。
今朝、朝刊を読んでいたら、あんまり暗いニュースが多くて、ふっと書いてみたくなったんだって。
東京駅の17番乗場で、ちょっとした騒ぎが持ち上がった。
博多行き700系新幹線が発車時刻10分前にするりとホームに滑り込んだ。車内清掃のため、気の早い乗客達はすぐには乗り込めないのはいつものお決まりごとだ。
苛付きながらドアが開くのを待っていると、どこからともなく猫のか細い鳴き声が聞えて来た。どうやらまだ子猫らしい。
「おい、何か上のほうから猫の声がしねーか」
「ほんとだ。すぐ近くから聞えるぞ」
耳ざといサラリーマンだろうか、あたりを見回してもゲージに入った飼い猫の姿は見当たらなかった。そこで近くにいた駅員にこのことを告げたのが運の付き。猫の大走査線の開幕となった。
ついに見つかった。何と3匹の子猫が新幹線の天上にいた。駅員が梯子を恐る恐るつたいながら、ようやく保護すると、何とまぁー、3匹ともまだ生まれて間もない三毛猫だった。おかげで新幹線は、定刻を10分ほど過ぎて発車した。なぁーに、日本が誇る超特急だ。こんな遅れは、すぐに取り戻せる。
それにしても、不思議なことがあるものである。
いったい、どこからこの子猫たちは現れたのだろう・・・
何はともあれ、無事に猫権が尊重され、尊いその3匹の命が守られたことは、誠に喜ばしい出来事だった。
しかし駅長をはじめ職員達は、せっかく保護した子猫達をこのまま保健所に引き渡すのも心苦しく思案に暮れた。
そこでしばらくはの間、職員の控え室の片隅にインスタントなダンボール製の寝床を作り様子を見ることにした。
この日の内に、この猫の存在が会社じゅうに知れ渡り、ご丁寧にも名前まで進呈される運びとなった。
それは「のぞむ」「ひかる」「こたま」という呼び名で一決した。
「世に猫好きは尽きまじ」とは、よく言ったものである。
3日も経たないうちに、それぞれ自称愛猫家達の元へと引取られていった。
ちなみに子猫達の行くたて追ってみると・・・
「のぞむ」は、10年以上も子宝に恵まれなかった夫婦の元に引取られて行った。やがてこのご婦人のお腹の上で極上の安眠タイムを過ごす生活が始まって半年が過ぎると、何の因果か、このご夫婦に子供が授かっていることが分った。
「ひかる」は、今流行アラフォーの独身女性に熱望され引取られていった。
彼女は、別に独身至上主義者などではなかった。だた何でもトコトンやり抜くタイプの女性で、仕事に夢中になっているうちにアッと言う間に40才間際の管理職になっていた。正直なところ格別な愛猫家というわけではない。ただ、毎日の孤独感から温もりを求めたものか、小さな生き物を抱えた瞬間から、離せなくなってしまったのである。
彼女は、猫のことは何も知らなかった。そこでネットで情報を収集し、まずは予防注射に動物病院へと向った。
昼下がりのある動物病院の控え室のことである。
「わぁー、珍しい三毛猫ですね。名前は何というのです」
「“ひかる”と言います」
「はっはっは、いいえ、あなたのお名前じゃなくて、猫ちゃんの?」
「それが、猫の名前です」
「おや、おや、これは失礼しました。遅ればせながら、あなたのお名前は?」
運命の扉を開く鍵は、いったいどこに転がっていたのだろうか。
1年後、彼女は独身時代に終わりを告げた。
「こたま」は、事故で夫をなくた後、自閉症の子供を抱えながらも女手ひとつで新幹線の清掃業務をしながら必死に子供を育てている職員に引取られていった。
「こたま」は何と言っても愛くるしかった。
はじめて自閉症の子供と会った時のことである。物怖じして動けなくなっている子供の背中にヒョイっと飛び乗ると、小さな舌でペロペロと真っ赤な子供の頬を舐めまわした。
すると父親がいなくなってから一度も笑うことのなかったこの子が、にっこりと微笑んだ。
そしてたどたどしい言葉だが、大きな声で言った。
「あ・あ・り・・・ が・とー・・・」
猫とは、閉じた人の心を開く、実に不思議な生き物である。
仙台は今日は大雪。こんな日は、おこたでほっこらウダウダモードがいいねヾ(@^▽^@)ノ
一日外へ出ないで、ひさびさのゆっくりタイムを楽しみましょうか。
あ。。。さぶい。おこたにずっぽりはまってたら、娘の部屋からウチのねこにゃんたちが移動してきた。
そばで。。。ゴロゴロ。カワユイねぇ。
あたしもゴロゴロしてよ。
9月にウチの外に突然現れて、早4ヶ月。
10月のねこたち。。。
ぶんちゃん
わかちゃん
何が見えるのにゃ?
じゃれじゃれ
1月のねこたち。。。
同じ姉妹とはおもえないくらいぶんちゃんはデブちゃん
アタチきれい好きなの
ベランダがお庭
今朝、朝刊を読んでいたら、あんまり暗いニュースが多くて、ふっと書いてみたくなったんだって。
東京駅の17番乗場で、ちょっとした騒ぎが持ち上がった。
博多行き700系新幹線が発車時刻10分前にするりとホームに滑り込んだ。車内清掃のため、気の早い乗客達はすぐには乗り込めないのはいつものお決まりごとだ。
苛付きながらドアが開くのを待っていると、どこからともなく猫のか細い鳴き声が聞えて来た。どうやらまだ子猫らしい。
「おい、何か上のほうから猫の声がしねーか」
「ほんとだ。すぐ近くから聞えるぞ」
耳ざといサラリーマンだろうか、あたりを見回してもゲージに入った飼い猫の姿は見当たらなかった。そこで近くにいた駅員にこのことを告げたのが運の付き。猫の大走査線の開幕となった。
ついに見つかった。何と3匹の子猫が新幹線の天上にいた。駅員が梯子を恐る恐るつたいながら、ようやく保護すると、何とまぁー、3匹ともまだ生まれて間もない三毛猫だった。おかげで新幹線は、定刻を10分ほど過ぎて発車した。なぁーに、日本が誇る超特急だ。こんな遅れは、すぐに取り戻せる。
それにしても、不思議なことがあるものである。
いったい、どこからこの子猫たちは現れたのだろう・・・
何はともあれ、無事に猫権が尊重され、尊いその3匹の命が守られたことは、誠に喜ばしい出来事だった。
しかし駅長をはじめ職員達は、せっかく保護した子猫達をこのまま保健所に引き渡すのも心苦しく思案に暮れた。
そこでしばらくはの間、職員の控え室の片隅にインスタントなダンボール製の寝床を作り様子を見ることにした。
この日の内に、この猫の存在が会社じゅうに知れ渡り、ご丁寧にも名前まで進呈される運びとなった。
それは「のぞむ」「ひかる」「こたま」という呼び名で一決した。
「世に猫好きは尽きまじ」とは、よく言ったものである。
3日も経たないうちに、それぞれ自称愛猫家達の元へと引取られていった。
ちなみに子猫達の行くたて追ってみると・・・
「のぞむ」は、10年以上も子宝に恵まれなかった夫婦の元に引取られて行った。やがてこのご婦人のお腹の上で極上の安眠タイムを過ごす生活が始まって半年が過ぎると、何の因果か、このご夫婦に子供が授かっていることが分った。
「ひかる」は、今流行アラフォーの独身女性に熱望され引取られていった。
彼女は、別に独身至上主義者などではなかった。だた何でもトコトンやり抜くタイプの女性で、仕事に夢中になっているうちにアッと言う間に40才間際の管理職になっていた。正直なところ格別な愛猫家というわけではない。ただ、毎日の孤独感から温もりを求めたものか、小さな生き物を抱えた瞬間から、離せなくなってしまったのである。
彼女は、猫のことは何も知らなかった。そこでネットで情報を収集し、まずは予防注射に動物病院へと向った。
昼下がりのある動物病院の控え室のことである。
「わぁー、珍しい三毛猫ですね。名前は何というのです」
「“ひかる”と言います」
「はっはっは、いいえ、あなたのお名前じゃなくて、猫ちゃんの?」
「それが、猫の名前です」
「おや、おや、これは失礼しました。遅ればせながら、あなたのお名前は?」
運命の扉を開く鍵は、いったいどこに転がっていたのだろうか。
1年後、彼女は独身時代に終わりを告げた。
「こたま」は、事故で夫をなくた後、自閉症の子供を抱えながらも女手ひとつで新幹線の清掃業務をしながら必死に子供を育てている職員に引取られていった。
「こたま」は何と言っても愛くるしかった。
はじめて自閉症の子供と会った時のことである。物怖じして動けなくなっている子供の背中にヒョイっと飛び乗ると、小さな舌でペロペロと真っ赤な子供の頬を舐めまわした。
すると父親がいなくなってから一度も笑うことのなかったこの子が、にっこりと微笑んだ。
そしてたどたどしい言葉だが、大きな声で言った。
「あ・あ・り・・・ が・とー・・・」
猫とは、閉じた人の心を開く、実に不思議な生き物である。
仙台は今日は大雪。こんな日は、おこたでほっこらウダウダモードがいいねヾ(@^▽^@)ノ
一日外へ出ないで、ひさびさのゆっくりタイムを楽しみましょうか。
あ。。。さぶい。おこたにずっぽりはまってたら、娘の部屋からウチのねこにゃんたちが移動してきた。
そばで。。。ゴロゴロ。カワユイねぇ。
あたしもゴロゴロしてよ。
9月にウチの外に突然現れて、早4ヶ月。
10月のねこたち。。。
ぶんちゃん
わかちゃん
何が見えるのにゃ?
じゃれじゃれ
1月のねこたち。。。
同じ姉妹とはおもえないくらいぶんちゃんはデブちゃん
アタチきれい好きなの
ベランダがお庭






