年が明けました2009年
でも、この年末から、お正月にかけて、こころが晴れない日々が続いていました。
個人的にいろいろあったこともあるのですが、
世界中が新年の喜びで大騒ぎしている中、
パレスチナでは殺戮がおこなわれ続けていたからです。
TVからは相変わらずお笑いや新年の番組ばかりが垂れ流され、
日本のマスコミは、イスラエルよりの報道をほんのわずか流すのみでした。
でも、わたしたちは今ネットという手段を得て、各地から真実が発信されています。
それを少しでも知ること、そして声をあげること、医療などを支援すること、
この無関心な遠い国からできることはそんなことなのだと。
空爆の下で逃げ惑い、死んでいく、女、老人、こどもらに、すこしでも思いを馳せるしかない・・・。
明日、ワイドショーで現地からの状況が放送されるそうです。
やっと、日本のマスコミも真実を流すことの決心をし始めたのでしょうか。
まだまだだと思いますが、この手の番組の影響は少なくは無いと思います。
それから、緊急医療支援のSOSも届いていますので、ぜひご協力を。
ガザは封鎖された状態が続いていて、まったくといっていいほど物資が届いていません。
白燐弾が使われているかもという情報映像(写真)
クラスター爆弾もかもという情報映像(1/5の動画)
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ガザの市民からの現場報告(1月5日)
地上戦が始まってから1日半が過ぎました。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、
ガザに住む市民の声を、今日もお伝えします。
一人でも多くの方に、ガザの声をお伝えください。
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★飢えている子どもたちが無差別の犠牲に
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今日もやっとの思いで、ガザ市に住むNGO職員の
アムジャドさんと電話がつながりました。
「イスラエル軍は、ガザ北部のジャバリヤとベイトラヒアを
占領してしまいました。多くの人々が取り残され、外部の
監視や保護が全くない状態にあります。民家が破壊され
2家族が全滅したと聞いています。
また以前ユダヤ人入植地のあったネツェレムも占領され、
人口50万人のガザ市は北と南の両側から攻撃をされています。
70軒の村落が破壊されたと聞いています。
学校、モスク、医療機関も攻撃され、救急車やNGOのクリニックも
破壊されました。
ガザ南北は寸断され、ガザ市の住民は孤立し、物資は全く入ってこないうえ、
ガザ市の中央市場も破壊され、子どもを含む5人が殺傷されました。
停電が続き、水もなく、パン屋の多くも閉まっています。
私自身にも子どもがいますが、子どもに食べさせるものを入手できません。
子どもたちは夜も眠れず、皆で身を寄せ合っています。
いま起こっていることは、虐殺というほかありません。
飢えに苦しんでいる子どもたちまで、無差別に殺されているのです。
一人でも多くの日本の市民に、この状況を伝えてください。」
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★フジTV「とくダネ」でインタビューが流れます
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アムジャッドさんのインタビューは、
明朝フジTVの「とくダネ」という番組でも紹介される予定です。
AM8:30過ぎということです。
ぜひ、彼の切羽詰った声を直接、聞いてください。そして、
一人でも多くの人に伝えてください。
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★ガザ緊急募金のお願い★
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パレスチナ子どものキャンペーンでは、緊急募金を呼びかけています。
キャンペーンでは、ノルウェーの医療チームと連携をとって
ガザのシファ病院の支援を検討中です。
募金の送り先:
*郵便払込*
加入者名: パレスチナ子供のキャンペーン
口座番号: 00160-7-177367
*銀行振込*
みずほ銀行 高田馬場支店 普通8030448
口座:パレスチナ子どものキャンペーン
キャンペーンのホームページからもクリック募金や
クレジットカード募金ができます。
http://ccp-ngo.jp/bokin.html
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★「ガザに光を! 直ちに停戦を!」
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NGOのネットワークでは、1月10日(土)に緊急で
シンポジウムを予定しています。またその前に、
抗議の行進を予定しています。
現在、準備中ですので、確定次第、お知らせします。
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特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
Campaign for the Children of
Palestine(CCP)
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394