久しぶりの更新が2023年の締めの御挨拶となってしまいました。
今年は今までとは異なる仕事を幾つも頂き、自分の力量と向き合う機会が多かったように思います。
これまで撒いてきた種が少しだけ芽を出してくれた実感があり、それが大きな実りとなるよう、より一層精進せねばと思う今日この頃です。
この画像は尊敬する本池秀夫先生の本池ミュージアムを以前訪れた時に撮影したものです。
撮影しつつ「なんで屋根の上にキリンが?」と思ったのですが、先日その理由にようやく気づきました。
このキリンは天空を掛ける麒麟を目指しているのだと。
麒麟とはビール瓶のラベル等で御存知かと思いますが、太平の世、穏やかな日々の象徴とされる幻獣です。
この屋根の上のキリンのように大いなる目標を心に抱き、一歩一歩着実に前進出来る人間でありたいと改めて思う年の瀬でした。
今年反響の大きかった写真を幾つか貼りますので御覧下さい。
年末には翌年の万年筆のインクの色を決めるのが個人的な恒例なのですが、来年は一番好きなグレー系の「霧雨」を採用しました。
本年も大変お世話になりました。
皆様良いお年をお迎え下さい。
ReiLeather 山田智之