革包丁の研ぎ方と漉き方他 | ReiLeatherブログ

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革に込める想い

先日より取扱を開始して大好評の革包丁ですが、研ぎ方や漉き方について質問を受ける事が有るので改めて動画を撮影してみました。

 

まずは研ぎ方ですが、動画内で使用している砥石はキング砥石の仕上げ用6000番です。

天然砥石と気分で使い分けています。

私の場合、この包丁はカエリが直ぐに出るので仕上げ砥石のみで研いでいます。

但し、切れ味が少しでも落ちたと感じたら直ぐに研ぎます。

マメに研ぐようにしていれば荒砥や中砥は必要ないと思います。

 

研いだらハギレを漉いてみます。

三種類の革で試してみました。

イタリアンレザー(柔らか目)、国産サドルレザー(硬め)、ゴート(柔らか目)の三種です。

 

そしてセーフティベベラーの使い方も撮影してみました。

刃は定番のSchickに交換してあります。

ウッドブロックが有れば快適に漉く事が出来ます。

近々当方のBaseショップでも販売出来そうです。

 

このセーフティベベラは地味な道具で革包丁ほど注目される事もないのですが、とても優れた道具です。

私はこれさえあればハガキサイズ程度までの範囲なら思った厚さでベタ漉き出来ます。

漉き機を導入する前は頻繁に使っていました。

因みにこのバッグは漉き機の導入を決めて最後に手漉きで作ったものです。

 

 

 

 

革包丁とベベラーでの手漉きを修得すれば誰でもこの程度のバッグは作れると思いますので是非チャレンジしてみて下さい。

 

現在は販売用のコンパクトウォレットを作成中です。

ウッドブロックはベルトを作る際の曲げ貼りにも大変便利です。

芯に使う革の種類や厚さは表に使う革によって変えています。

見えなくなる部分なので色はちょっと遊んでみたり...(^^)

貼りつけた芯の端を漉く際にもこの包丁とウッドブロックを使っています。

そして新しく仕入れてみたイタリアンレザーの赤がとても素晴らしい発色と質感でファインダー越しに見とれてしまいました。

マットな表面としっとりした手触りで一目惚れでした。

完成時には改めて革について紹介致します。

どこかで見たような色だなぁと思っていたところ、ポインセチアの花の質感にそっくりな事に気付きました。

クリスマスシーズンにピッタリの色ですね。

 

オーダー品の納期は6~8週間程度です。

詳細はreilather@gmail.comまで御問い合わせ下さい。

下記ネットショップも御覧下さい。

https://www.creema.jp/c/reileather

http://reileather.thebase.in/

 

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