こんにちは
志野令教です
先日のお休みの続きを少し・・・
あ このブログは
私の個人的な備忘録としても使っているので
ほかの人から見たらきっと どーでもいいーってこともたくさん書いてますが
そんなときは 気軽にスルーなさってくださいませ~
さて 日曜のこと
昼間は日本橋室町のコレドで遊んで
お得大好きマンの家人が前に買っていたクーポンを使っての晩御飯となりました
向かったのは
西浅草の我が家からは目と鼻の先
台東区の千束~日本堤のあたり
交差点の地名は「吉原大門(よしわら おおもん)」
そう
このあたりが その昔 大遊郭のあった「吉原」です
「大門」とあるように
これを向かって左側へ入っていくと
その昔の大遊郭の入り口だった場所
暗くて分かりづらい画像で恐縮ですが
(すみません 雨の夕方だったので って言い訳w)
左に見えている柳の木が
まさに「吉原の見返り柳」
戦後に今の場所に植え替えられたそうです
本当はもっと 吉原の門の近くだったのでしょう
画像の中央を走る横断歩道のかかっている道が
その昔は 吉原遊郭をぐるっと囲っていた土手
「おはぐろどぶ」とも呼ばれていた小さな堀です
今ではすっかり埋め立てられて
その昔の風景は見られなく・・・
と 吉原とは反対側のこちらの道沿いには
幾つか 当時からの姿を残した店があります
そのうちの1つ「土手の伊勢屋」が この日の晩御飯先
この「土手」こそが まさにおはぐろどぶの土手でしょうね
いわずと知れた 天ぷらの老舗ですね
すぐお隣は 桜鍋(馬肉)の老舗です
明治時代の創業で この建物も戦前からのもの
当然のことながら
建物自体が 有形文化財登録されています
中もほら レトロですよね
出ている木の部分は
柱も扉も椅子も机も木枠もすべて
長年の油が染みついて真っ黒
一度入ってみたかったのですが
以前(先代のとき:今は5代目)入ったことのある知人が
「とても私語ができる雰囲気じゃない」と云っていたので躊躇していた部分があります
が
代変わり(血族ではないそうです)があり
若いご主人となった今は 全然そんな厳格な風紀もなかったです
胡麻油の香り高い天ぷらが ど-----ん!とのっかった天丼
はみ出ているのは 穴子が1匹まるまるです
香りがよくて
サツマイモは甘くてホクホク
穴子も 外はサクサク 中はホワホワ
あっという間に(ご飯は残しちゃいましたが)いただきました
その昔は ここで食事をして
遊郭へ足を運んだりしていたんだろうなーなどと当時に思いをはせつつ・・・
今しがた 改めてお店のホームページをチェックしてみたら
・・・なんと この11月を以て改装するんだそうです
文化財登録されているので
建物が失くなるなんてことはないでしょうけれど・・・そんなことないのかな
次行くときは この時計にまた会えるかな
油で文字盤も変色している柱時計は現役でした
ここから我が家は1km弱
浅草は庶民の町ですのでね
江戸以降のたくさんの文化の発祥地でもあります
その昔は ここ吉原が女性の流行の発信地でもあったのですから
「遊郭=ソープ街=下品で汚い」って見解だけでは勿体ないんです
まあ そんな吉原(現在は台東区千束の一角)のお話は またいずれ
今日は川口で19時まで座ってます~♪