息子のサッカーへの期待が呪いに変わるとき | 豊かな未来は土台から 〜整体師・玲子の成長ブログ〜

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こんばんわ。

 

れい子です。

 


今日

アクセス数とフォロワーが一気に増えていて

こんなに反響があったのかとびっくりしています。


コメントやいいねも、たくさんいただき

ありがとうございました(*^_^*)

 

 

さて、昨日の記事→

息子が不登校になったきっかけ

 


にも書きましたが、

 


今回、ついに息子が


部活を辞めることになったのですが

 


順調だった息子(現在中1)の子育ての

 

歯車が狂いだした頃の話です。

 


 


当時小6だった息子が

 

自分に自信が無くなり

 

サッカー熱が冷めて、週末の試合や練習に

 

行くのを嫌がっているにも関わらず

 

わたしは、必死に息子を

 

練習に行かせようとしていました。

 

 

「ここで諦めたらもったいないよ。」

 

「あなたは、やればできるのに」

 

「このつらい経験があるから強くなれる」

 

「みんなを見返してやろうよ」

 

 

そんなふうに、


息子をヤル気にさせると勘違いの

 

言葉がけをし続けました。

 

 

 

そして、

 

それでうまく行かない現実に


不満を感じだした息子は

 


学校を休みがちになりだし

 

暴言や暴力を振りかざし


自宅で荒れだしました。

 

 

その姿を見て、わたしは



サッカーで

役に立てなかった自分への


自信喪失

 

 

が原因だと思い込んで

 

 

さらになんとかしようと

 

 

頑張らなくちゃ!!

 

 

という呪いにかかったのです。

 

 


そして私は

 

息子の気持ちなんか完全に無視して

 

 

益々おかしな方向に進んでしまいます。

 

 


しばらく前に

 

キーパーのレギュラーを奪われた時から

 

キーパースクールに通っていたのですが、

 

 
そこの専属コーチに

わたしは泣きついたのです。

 

 

当時は、主人を敵だと思っていた(笑)ので

 

頼れる人を外に求めていたのです。




こんなに出来る息子が

 

今いるチームで

 

活躍できてないのはおかしいですよね?

 

今いるチームの指導者のせいなんです。

 
 
と言わんばかりの

 

意識を乗せて(正確には言っていたかも汗)

 

 

どうか息子に自信を

 

取り戻させてください!!


 

キーパーコーチに

 


息子への責任を

投げつけたのです。

 (ヒドい)

 


責任を全くの他人に押し付ける


わたしは

 

そこまでしてでも

 

 

やる気にみなぎった

 

息子を手に入れたかったのです。

 

 

しかも、自分が責任を取りたくなかったので


コーチに託して



わたしは責任から逃げました。



だって


私のせいで

サッカーを諦められたら

 

困る!!から。

 

 


何が困るのか?

 

 

当時はそんなことを


考えてもなかったので

 

全く分かりませんでしたが

 

 

今になって思うのが

 

息子が途中で辞めたら

 

 

周りから

なんて思われるか?

 

 

これが1番の辞めさせたくない理由でした。

 

息子がサッカーを途中で辞めたら

 

 

逃げ出した根性なしだと

 

仲間からは見下される。

 

バカにされる。

 

すぐに諦める奴だと思われる。

 

今まであんなにキラキラしていたのに

どうしたの?

 

落ちぶれちゃって。

 

 

 

そして母としての私には

 

 

 

息子を最後まで頑張らせられない

 

あなたはダメだ。

 

息子を甘やかせている。

 

子供の言いなりになって情けない。

 

息子に困らせられて哀れでかわいそう。

 

 

そう、周りから思われるのが

 


怖かったのです。

 

 

 

息子を

否定されることは

 

私自身を

全否定される

 

 

 

と思いこんでいたのです。

 

 

 

しかし、

 

そんな努力もむなしく

 

あと卒団まで1ヵ月というところで

 

ついに息子は


サッカーに行かなくなりました。



息子は



周りから

なんて思われるのか?



なんて全く気にしていませんでした。



 ただ、私に



かなりのエネルギーを

奪われて



枯渇してしまっていたのです。

 




だけど、中学に入学してから


サッカー部を選び、


フィールドからまた挑戦しよう


と決断した息子は



この時、私をガッカリさせた事への


罪悪感からのサッカー部への


入部だったのかな?



と今になって思います。



本心からやりたくて


サッカー部に入った訳ではないからこそ、


色々と苦労したよね。



息子よ、本当にご苦労さまでした。


 

 

本当の気持ちを無視して


外に意識を向けて行動する事は


やっぱり上手く行かない



ってことに


気付かせてもらえた


5年間のサッカー生活


は私と息子にとって


決して無駄ではありませんでした。