国会における衆議院の参議院に対する優越性に疑義 | 建設社長の独り言

建設社長の独り言

建設及び不動産の会社2社経営。

 政治に興味を持って約半世紀余り、新聞は第1面と第2面を重点的にしか読まない私がいつも不思議に思っているのが、国会の衆議院と参議院の二院制であり、衆議院の参議院に対する優越性である。

 

■この二院制のメリットとデメリットはものの本には次のように書いてある。

 日本の国会は、「衆議院」と「参議院」からなる「二院制」を採用している。スウェーデンやトルコ、韓国、台湾などのように議会が、ひとつだけという一院制の国もある。国会議事堂を正面から見て、右側が参議院、左側が衆議院である。この二院制のメリットは国民の幅広い意見を取り入れた審議を、ふたつの視点でダブルチェックして誤りのないようにするという目的がある。デメリットとしては、「審議により多くの時間と費用がかかる」ことである。

 

 政治に興味を持った者からすればこんな不可思議な事他に無い!

 時々国会会期中の予算委員会の審議中継を見てれば衆議院はともかく、参議院の審議は質疑者は夫々違うがまるで衆議院のカーボンコピーとしか思えない。何で同じ事何度もやってるのかと疑義が生じてる。これでは参議院の必要性等感じない。経費のムダと時間のムダの何物でも無い。最近の自民党安倍派を始めとしたパーテー券裏金疑惑で今国会では政治資金規正法の改正が論議されてるが、議員の連中はこの裏金の疑義、悪い事との認識がまるで無いように見受けられる。これは与野党共にである。特に参議院の議員は衆議院と違い、解散も無く、それなりの名声を望まなければ6年間の安寿の地でもある。こんな参議院の議員に総定数248名の歳費を含めた総経費(1億円/一議員)の248億円のムダを省く事が出来、消費税率1.5%に匹敵し、今後の消費税収増収策に一役買う事も出来ると言うもので、参議院を無くす事も今後の課題と言える。