先日、ミュンヘンのダウンタウンのレストランで、ショートレクチャーがありました。このカフェの立地的には裕福荘が集まる場所、そしてここではちょくちょく、さまざまな文化人やEUの政治関係を招いて会を開いています。もちろん食事をしながらいろんな話を聞くという感じのコンセプト。

 

その日は、アンネフランク=ユダヤ人問題という本を書いた著者のひとり。多くの人が彼女を題材にした本を書いています。残念がら英語ではなくドイツ語だったので、私は会の始まる前にそのレストランで主人と食事をし、その後は退出しました。あーまだまだ、私のドイツ語涙。

 





その会から戻った主人、驚きを隠せず、、、、、。普段はレストランいっぱいになるほどの人々なのに、今回は20人程度。隣のテーブルに座っていたドイツ人の男性が、“自分の国にがっかりだ、まだナチスに偏った国民がいるからこの話題には触れたくない話したくないに違いない“ と言っていたそうです。

 

最近のドイツは、移民、難民に寛容な国の一国。元々キリスト教一色のこの国も、さまざまな国の流れでさまざまな変化が伴い、さらに、移民、難民のためのお金が自国民の幸福には決して繋がっていない事実も。多くに人たちのpolitical view が右に流れている?(アメリカの?)

 

EUやアメリカがこの移民問題に大きく国民が関心を寄せている今、どこまで外国人を救えて、どこまで国民が住みやすい国にできるのか???とっても複雑、、、。