先日の日勤、偶然にも知り合い=主人のハワイでの長年の友人Cの彼女が急性アルコール中毒でうちのERに。年齢は私より少し上、肥満、アル中、抗安定剤常用、学歴はちゃんとあって、大学院を出て学校の先生を以前していた。結局ERではかなり呼吸不全があったようで、気管内挿管。でも抜管は数時間後にできた、で、そのあとはピンシャンしてた。恐ろしい回復力。

 

最近は、主人も私も忙しく世界中を飛び回っているので、Cとも彼女とも疎遠だったのだけど、ちょうど彼女に入院前に、Cが滞在先のコネチカットからハワイ時間の早朝4時から1時間おきに、主人に電話。うちの自宅の近くの車の修理場に車をピックアップしてくれとおねがいされる。なんで車修理を終えてからコネチカットへ行ったの?という疑問。どうやら、車は彼のじゃなくて彼女の車で、でも彼女、Cのクレジットカードを使ったらしい(色々複雑)く、車をそこにパーキングをしているとデイリーでチャージされるとか。だから1日でも早く車を引き取りに行かないとCのクレジットカードからどんどん引き落とし。

 

リレーションシップはその時点ではかなりまずい感じだったし、彼女の女好きCへのジェラシーやケンカは常日頃。最近の激しいケンカ疲れで、Cは弟のいるコネチカットへ逃亡したということ。ともあれ、主人とは長年の友人だし、車をピックアップして、さて、どこへ持っていけば?彼らの家?彼女の入院先のうちの病院?

 

私は、正直、ずっと昔から彼女のエネルギーが好きじゃなかったので、避けてたし、友人にはなりたくなかった。勤務中に、、、ずっと隠れてたんだけど発見された笑。“あーベストフレンド、R EIKOがいる“と大騒ぎ。ベストフレンド?知り合い以下の関係なんですけど、、、。

 

しょうがないので、少し彼女の病室で話をしたのだけど、やはり彼女の車のことを話はじめ、私の主人が手伝うようなことをCと話してるっていったら、いくら私の主人でも私の車に傷付けたら訴訟だと言い出したので、でたーサイキアトリック患者。

 

すぐに主人に電話して、Cの手助けはしない方がいいと助言。相当彼らの関係は崩れているようだし、彼女の言い分だとCが首を3回も締めて殺そうとしたと言い出して、プリズン送りにするために手続きをしていると。半分聞いて聞き流した。私は弁護士だからと言い出す。いや、学校の先生でしょ。

 

精神を病んでるだけじゃなくても、人ってエネルギーを持っているじゃない?そういうのにすごく敏感で、近づくなオーラが見えちゃう人には絶対に近づかない。だからあれはあれでCと彼女に深入りしなかったのはよかったと改めて。主人もこれで友達関係は終わりだなとぼそっと。

 

でも、あの日、彼女が入院してくれてよかったのかもと後から。そうでなければ、主人がCの車をピックアップして、それから、、、想像するだけで、恐ろしい。