昨日はまたまた最近定期的に私に訪れるベルばら病にかかり(数年に一度このアニメを見ます)。韓国のウェブサイトで40話一挙に見てしまいました。こんなに定期的にみるなら日本に帰ったときにDVDオーダーした方がいいと決めました。本当にすばらしい作品です。何十年経った今でも多くの人に愛され続けている。実際にフランス革命前後の歴史的背景に忠実な部分も面白いのですが、架空の人物であるオスカルの生き様、かっこよさは本当にあこがれです。あんな心が透明な人間になりたいなとアニメを見て、いい歳して真剣に思ってしまいます。宝塚劇団のものも見に行ったのですが、私はアニメのほうが好きです。漫画も映像も。

ところで、今日は患者さんの話をしたいと思います。先週、勤務中に思わぬ来客が私を訪れてきました。秘書の人にReikoに会いたいって来ている人がいるから、ロビーへ行ってと。誰だろうと興味津々で入り口のロビーへ。二人の日本人夫婦が私を待っていました。”あー2年前の!” もちろん覚えています。ちょうど2年前にこの島に旅行へいらした際、ご主人が病気になりうちの病院に入院したのです。状態が不安定だったのでICUに1週間ほど。手術やMRIなどの検査もありました。言葉の壁があって医療を受ける人たちの不安というのは本当に想像以上に高いです。私はそこでナースとしてそして通訳として手助けをさせてもらいました。奥様のほうは本当にストレスで心のケアーもあのとき必要だったので、できる限りのことはさせてもらいました。そのご夫婦が再び島を訪れてくれて、私にぜひ挨拶、お礼をしたいと立ち寄ってくれたのです。普段私は好きでやってる仕事だ、でも海外の医療現場で働くって本当にストレスだし、苦労も相当。でもこういう瞬間って本当に自分はこの仕事好きだなって思わせてくれる時でもあります。暖かい気持ちになります。時々日本から観光でいらした日本人の患者さんが入院してきます。こういうとき、同じ言語を話す医療従事者がいるというだけで、本当に安心した笑顔に変わります。まだまだアメリカでは未熟なナースですが、この部分では他のナースにはできないことが自分にできるって誇らしく思います。

なかなか日本に行けない私を想って、日本の小物をいただきました。すてきな柄の手ぬぐいで早速使わせていただいています。
$Reiko's Hawaii Life のブログ