セラピーの資格を取った頃のわたし
それは
今から13年ほど前のことでした。
猫を癒すために参加したクラスに感動して
もっと深く学びたくなり
なんだかえいやーっと
貯金をはたいてセラピーのクラスに申し込んだわたし
当時のわたしには
詳しいことは良くわからないけど、
そのセラピーは自分自身も
クライアントとして
1年以上受けてきて
ずいぶん元気にしてもらった。
私もやってみたい
いつか習ってみたい!
と思っていたので
「やった〜!夢の実現!!」
と、ワクワクです。
セラピーの内容は、
「その人のお体に質問して
バランスをとってほしいところを見つけて
量子力学の力も借りて
お体の自然治癒力に
働きかけていく」
というもの。
クラスでは
テクニックをひとつ教わっては
受講生さんとやりっこです。
そのたびに、
身体や心が軽くなってスッキリしたり
ぽわんと気持ちよくなったりして、
なんだか自分自身が
すこずつ元気になっていくのを
感じました。
もうワクワクで、
また怪しいことを始めたと思って
いぶかしそうな目で見る
父を説得してお金を借りて
施術用のベッドも購入し、
まだ教科書もちゃんと読んでないのに
友達を呼んで練習開始です。
なにしろ
試験に向けて
練習と勉強と暗記が必須です!
ついでに、お金も必要です!
貯金がもうまずいことに
なってますから〜
そこで、
「今まで考えたことなかったけど
治療院の受付なんてどうかな?」
お外に出るのが
めちゃくちゃ億劫だった私なのに
ネットで見つけた治療院に
いきなり電話して
「受付のお仕事は募集していませんか?!」
「じゃあ、ちょっときてみてください」
(やったーー!)
そして、
「わたし、こういうセラピーを勉強してるんです!』
とアピールしたところ、、
整骨院で雇っていただけることに!
しかも、
「あなたにはマッサージを
やってもらいます」
思いもよらぬ先生のお言葉に
「ええええーー?!」
言われたように
先生にマッサージすると
「即戦力ですね。
てもみんで働けますよ」
とお墨付きをいただいたのです!
(元夫たちは、
わたしのマッサージが大好きだったけど
あの人たちの絶賛は、
おだてだけでなく
ホンネだったのかも?
いや、離婚に備えての
職業訓練だったのか?)
さっそく、
現場で先生のご指導のままに
患者様にマッサージのスタートです。
やはりここでも
マッサージは喜ばれました。
「ちょうどほしいところに
欲しい感じでやってもらえる」
とか、
「指の太さがちょうどいい」
先生からも、
「今から筋トレに行くんで、
ちょっとこの筋肉を
ほぐしてもらえませんか?
やってもらうと可動域が
広がるんですよねー」
思いがけないお言葉です。
セラピーの方も
ありがたいことに
先生から
「ちょっと、この患者さんの症状は
神経系からきてる感じがするから
あなたのセラピーを
やってあげてください」
と言われて、
セッションをすると
「あら!何年も続いていた
頭痛が治ったわ!!」
と喜ばれたことも!
お昼休みが2時間もあったので、
スタッフさんに
セッションの練習を
させていただけたのも
とてもありがたく、
そのおかげもあって
セラピーの資格試験にも
晴れて
合格することができたのです