妹(父)の弁護士要求で消去してしまった「おかしな家族」編だが、読んでいなかった人の為に、ちょっとづつまた書き始め、「貴方の実家だったらどうしますか?」で、皆様から意見を頂いたので、次回日本に帰る時は、堂々と帰って実家の掃除をしてやろうじゃないか!!...と、思えました。

 

 コメントを下さった皆さん、ありがとうございました。ラブラブ

 


 さて、今回は、2015年に実家の大掃除をした時に出て来た、食料の量に驚愕した件について書いてみたい。

 


 2015年の11月、実家に入った私は、納戸や台所以外の場所に食料が置かれているのに気付いた。

 

 先ず、夏の風物詩の『西瓜』が箱に入ったまま廊下に置かれていた。(夏の風物詩やで?)

 卵が数パック、階段の2段目に置かれている。

 嫌な予感がした。

  

 二階に上がってみたが、食料品は見当たらなかった。


 ...と、思ったのだが、どっこい父は私の想像を遥かに超える場所に、「要冷蔵」食品を置いていた。

 

 二階にあったハンガーラック。私達兄弟が若い頃来ていたコートなどが掛けてあったのだが、そこに何故かビニール袋が掛けてある。

 ヒョイと開けてぎょっとした。ガーンガーンガーン

 そこにはなんと、三個1パックの納豆が4パック(12個)入っていたのだ...。

 しかも、二袋...(24個汗汗汗


 これを見た私は、思い切った手段に出る事にした。

 冷蔵庫から納戸から、とにかく食料品全てを取り出してどれだけの食料品があるのかを確認したのだ。

 

 そして、実家からは半端ない量の食料品が出てきたのだった。

 

 主だった物で、私が覚えているものを書き入れてみよう。

 

 

・     醤油1.8ℓのボトルなんと22本(古い物で約15年前のボトル。一生分あるやんか?)

 

・     つゆの素1.8ℓボトル3本(何にそんなに使うん?)

 

・     サラダオイル1.3ℓボトル9本(賞味期間はせいぜい未開封2年やで?)

 

・     白砂糖1㎏22袋、22㎏、ザラメ1㎏14袋、14㎏(糖尿病にならんのが不思議)

 

・     食パン4袋、ロールパン2袋、レーズンロール1袋、ピーナッツパン小5個入り3袋、蒸しパン2袋(台所、納戸、そして冷蔵庫にまで詰まっていた)

 

・     ドライわかめ数十袋。(数は覚えてないが、25㎝×25㎝×35㎝位の箱に満杯)

 

・     はちみつ1㎏ボトル13本(砂糖の他にハチミツ?いったい何に使うん?)

 

・     ブルーベリージャム1㎏瓶10本(どんだけ塗るんやあせる

 

・  マーガリンリン5個(一つは青カビがびっしりだった。当然捨てた。)

 

・     卵12パック(120個!)

 

・     牛乳1ℓ 4.5パック (平均一日コップ一杯やのに、なんで?)

 

・     豆腐7丁(毎日食べないのにこの量)

 

・     納豆64個(1パック3個入り×21+1個、一日1個食べても2か月分以上やんか😨)

 

・     ヨーグルト400g 3パック(1200g...)

 

・     レバーブロック330g前後 7ブロック冷凍。3~5年前の物もあった...食べてから買えって言うてるやろ!)

 

・     鶏肉300g前後 5パック(冷凍。マジ不味そう)

 

・     ニシン8尾(冷凍。週に一尾でも2か月分やし)

 

・     ちくわ9袋(冷凍、おでんに使うようだがこんなに要らんやろ?一人だぞ?)

 

・     フランクフルト・焼き豚など、5袋(冷凍。3~5年前のもの。空いてもいない)

 

・     もやし6袋(3袋は汁が出ている、もう3袋は比較的まともだが、賞味期限切れ。加えて茹でたもやしがまだタッパーに入っていた)

 

・     青菜2袋(痛みかけて汁が出て来ていた。同じく茹でた青菜がタッパーに入っている)

 

・     バナナ30本以上(台所、納戸、冷蔵庫内にある全てを合わせて)

 

・     箱買いの柿(ぐちゅぐちゅ。柔らかいのが好きだと父は言うが、限度がある。ホンマに味覚が無いんやと思う)

 

・     切り餅5袋、プラスティック容器に入った小さな鏡餅20個以上(なぜこんなに鏡餅がある?)

 

・     箱詰めカニ缶詰のセット、3箱...

 


 

 まだまだあったのだが、上げたらきりがない。

 85歳の老人が食べられる量ではないのは誰でも分かる。(認知症ではないと、本人は断固否定!)

 冷蔵庫に入りきる訳が無い...

 しかも、食べきれる訳がない...

 そして、ほぼ全て賞味期限切れ。

 

 賞味期限は美味しく食べられる期限だが、本人曰く、


「俺は昔から味覚が余り無いから、期限が切れても大丈夫だ」


と言う。(この答えも、ちょっと普通とはかけ離れている。が、本人はそう思っていない)

 


 が、しかし、普通の人は違う。私達は新鮮なものを美味しく食べたい。だが、父の頭の中には私達の気持ちは全く反映されていない。

(人の気持ちが読めないアスペルガー症候群だと思ったのだが、何かしらの発達障害である事が判明)

 

 

 さて、納戸、冷蔵庫、冷凍庫内の食料品を全部出して置いたら、台所は食料品で完全に埋まった。

 

 

(続く)