2024年4月9日
木更津市議会
議 長 鶴岡 大治 様
オスプレイ来るな いらない住民の会 会 長 吉田 勇悟
オスプレイ飛行容認の説明と飛行中止を
求める要請書
日頃より市民生活の向上と安全のためご尽力いただいていることに、感謝申し上げます。
さて、オスプレイ来るな いらない住民の会(以下住民の会という)は、3月4日、「要請書」を渡辺芳邦木更津市長に提出しました。
3月定例会、人事異動など多用のため回答の延期の申入れを受入れて参りました。
3月8日、木原稔防衛大臣は「かつてない情報と説明をえて安全性を確認した。米軍の意向で内容については公表出来ない。オスプレイの再飛行は、整備が整った段階で順次再開する。」と発表しましたが事故原因や安全性に対する国民の懸念を払拭・緩和する内容はありませんでした。
3月14日、米軍MV-22オスプレイの再飛行が強行されました。
3月21日、陸上自衛隊木更津中駐屯地に暫定配備されているV-22オスプレイが再飛行しました。
沖縄県知事は、抗議と飛行停止を求めました。関係する各地方自治体の首長は、事故原因と安全性について説明を求め、慎重な対応をしています。
私たち「住民の会」は、貴職の「より詳細な事故の原因や安全対策について明らかにするよう防衛省に求めている中において、安全性について確認できるまでは運用再開しないことを同省に確認していた」ことを承知しています。
それ故にルールに則り、傍聴可能な「基地政策特別委員会協議会」の周知徹底、「木更津駐屯地に関する協議会」の開催など民主的な手続きをへて丁寧な説明をすべきでした。
貴職は、18日の陸上自衛隊木更津駐屯地の関係者からの説明をもって、安全性を確認したとして19日の基地政策特別委員会協議会(未公表)で容認を公表したことは貴職の「基本理念」からも拙速過ぎる対応と指摘せざるを得ません。
以上のことから、貴職におかれては市民の安全・安心を確保するため、改めて下記事項を要請いたしますのでよろしくお取り計らい下さるよう願いたします。
記
1 陸上自衛隊オスプレイV-22及び米海兵隊オスプレイMV-22をはじめとした全てのオスプレイの飛行は事故原因が公表されるまで停止することを防衛省に要請してください。
2 「木更津駐屯地に関する協議会」(公開)を開催し現況を説明してください。
以上
3月21日、陸自木更津駐屯地の暫定配備されているオスプレイを再飛行させました。
3週間を経過したのに未だに木更津市民に説明をしていません。
暫定配備する際
木更津市長
北関東防衛局長
木更津駐屯地司令
木更津基地周辺町内会長
木更津漁業組合長
金田漁業組合長
で基地に関する協議会を設置して
木更津基地運用に関する懸念事項について
協議することを決めました。
自ら決めたこの協議会もせず見切り発車したわけです。
私たちは4月9日、公的約束である協議会〔公開)で説明すべきと要望書を提出きました。
全国の世論の力で最低限の説明、安全、
安心の担保など地方自治体の果たすべき役割を誠実に実行することを訴えます。
みなさんよろしくお願いいたします。