こんにちは
熊本県合志市 アイシングクッキー教室
nanairocookies いのうえれいこです。
今日は、改めて自己紹介を兼ねて、私のことについて書かせていただきます。
母の手作りおやつがある光景
私は物心ついた時から、お菓子作りが大好きな女の子でした。
それはきっと、小さい頃から母が手作りのおやつをよくを作ってくれていたからだと思います。
ゼリーやきなこ飴、かりんとう、カルピスなど、そんなにクオリティが高く映えるというわけでもなかったのですが、私にとっては母の手作りおやつがあるのが日常の光景でした。
特にパン教室で習ってきたパンやお誕生日のケーキがある日は兄たちと取り合って食べた記憶があります。
母が作ってくれた2歳のお誕生日ケーキ (昭和感すごくてビックリ!笑)
みんなに褒められて、どんどんハマっていったお菓子作り♡
そんな母の影響もあり、私もいつの間にか自分でもお菓子を作るようになっていました。
最初に一人で作った記憶があるのは、クッキー。小学4年生くらいかな?
自分で選んで買ったこの本は、何度も何度も繰り返し作りました。
図書館にもよくあったぶきっちょさんシリーズの森山サチ子先生
これに載ってるシンジャースティックとモザイククッキーは母が特に大好きで、美味しいと褒められるとまた繰り返し作っていました。
たくさん作ったジンジャースティックとモザイククッキー
そして小学校高学年になると、クリスマスには私が作ったケーキが登場していました!
食への関心が高まっていった高校生〜就職
高校、大学生になってからも、バレンタインやクリスマスには生チョコやガトーショコラを作っていました
高校生の時に買った今でも大好きな小嶋ルミ先生の本
お友達の誕生日や出産祝いにはデコレーションケーキを作ってみたり♡
『れいちゃんはお菓子上手だよねー♪』なんてよく言われてました
みんなが「また食べたい」「すごい!なんでこんな美味しくできるの?」って言ってくれるのが嬉しくて。
昔から苦手なことが多く、人並みにできていないという自覚もあったので、お菓子を褒められることで自信を持てた気がします。(かけっことか、習字とか、絵を書いたりとか、みんなの前でやるのが苦痛でしかなかった)
お菓子を作って誰かが喜んでくれるのが嬉しい!食品の機能性(栄養素や身体への影響など)にも興味がある。
ということで、進路を選ぶ際にもっと食に携わりたいと思い、管理栄養士の道を目指しました。
大学卒業後は総合病院に管理栄養士として勤務。患者さんへ栄養指導をしていく中で、小さい頃からの食育の重要性を感じ、思い切って病院を辞め、公務員試験を受けました。
小中学校の栄養士として奮闘する日々。子どもたちが喜んでくれることが私のやりがいに![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
そこから16年間の私の栄養教諭人生が始まります。
栄養教諭の主な仕事は、子どもたちの栄養管理(給食の献立を立てること)と食育。
給食室前にある献立表や展示食を確認しては、「よっしゃあああーーー!」と喜ぶ子どもたちの声。献立によっては、小躍りしてる子もいました小学生も中学生も本当に可愛いんですよ。
子どもたちが食べたいもの、栄養士として食べさせたいもの、その両方を考えながら給食を提供していました。
『給食の小さいおかず(副菜)は美味しいから好き!』『レバー苦手だけど全部食べれました!』『給食が一番楽しみです!』と、毎日生の声が聞けるからやりがいでいっぱいでした。
苦手なものを美味しく提供する工夫はもちろんだけど、時にはこんなお楽しみも♡
粉糖を使ったイラストパン・手作りのウインナーパンなど
子どもたちの給食を楽しい時間にしたくて、喜ぶ顔が見たくて、色々新しいことを考えるのが好きでした
私が考えた献立を調理員の先生方がそれはそれは美味しく形にしてくれて、子どもたちが喜んで食べてくれて、同僚や栄養教諭仲間にも恵まれ、今振り返っても本当に幸せな栄養教諭人生だったと思います✨
多忙感・不安感でいっぱいで、このままでよいのか葛藤する日々
『栄養士の先生って、昼から何してるんですか?』
『夏休みはお休みですか?』
これ、実はよく聞かれます!笑 実は学校の栄養士、めっちゃ忙しいんですよーーー!!!
最後の方はもう全く回ってなくて、保育園は朝早くから時間ギリギリのお迎え。早く帰れたとしても結局持ち帰って仕事休日も子ども2人連れて職場に行き、ユーチューブ見せつつ仕事の穴を埋め。。家にいても何をしてても仕事の不安が頭から離れない
このままずっと子どもとの時間がないのかなあ。きっとこの状況は何年たっても変わらない。本当にこれでいいのかな?って悩む日々が続きました。
そして、最後は体力的にも精神的にも無理だなあって自分で終わりを決めてしまいました。
それでも栄養教諭としての16年間は私の宝物だし感謝でいっぱいです。
忙しく働くママの背中もきっとカッコいいし、子どもにとってどうかなんて、正解はないと思う。ただ、私自身が今この時期に子どもたちともっと一緒にいたいと思っただけなのです。
次回は、アイシングクッキーとの出会いについて書きますね
最後までお読みいただきありがとうございました✨