私は毎日何度も自分に伝えている言葉がある。
それは、
『大丈夫』
という言葉。
どんな場面でもその言葉をおまじないのように自分に伝えてる。
ふと、なんだかめんどくさくなった時、
辛いなと感じた時、
ああ、もう何もしたくない、と思った時、
凹んだことがあった時、
悲しくなった時、
嫌なことがあった時、
逆に、
良い事や楽しいこと、笑えること、気分が良い時、
あらゆる場面で、
『私は大丈夫』
『どんなことがあっても絶対に大丈夫』
と思うようにしてる。
今までの生きてきた人生の中で、辛かったり悲しかったり、
時にもう消えたいと思うことが幾度となくあった。
それはもう数え切れないくらい。
過去の自分の生い立ちとか【自分】という人間と生きてきた中で、
生きてることがめんどくさいと感じることもあって、強制終了させようとしたことも沢山あった。
でも、なんだかんだで今まで生きてきた。
過食嘔吐ばかりして過ごす自分に絶望して自分を不幸だと思っていた。
生きてる価値も意味も見いだせなかった。
生きてて何の意味があるんだろうって真剣に思ってた。
でも、なんだかんだ、過食嘔吐が辛い、苦しいと言いながら今まで生きてきたのは何でだろうって考えてたら、
分かった、
私は生きたいから今まで生きてきた。
のだと。
始めは生きていたくないから過食嘔吐してるんだと思ってた。
少しでも気を紛らわせるために。
でもそれは違った、
本当はそうじゃない、
逆。
生きたくて、生きたくて、生きたくて、絶対に死にたくないから過食嘔吐に頼りながら生きてきたんだって。
それが分かったんだ。
そう、私は死にたくて過食嘔吐しながらでも生きてきたんじゃない、
辛くて、悲しくて、泣きたくて、不安でたまらなくてどうしていいか分からないけど、
生きたくてたまらなくて、
自分という人間を愛して人生を楽しいと感じたくて、
その方法が分からないけど、どうにか探してて、
でも自分だけで色んなこと背負うのが難しかったから、
過食嘔吐しながらその方法を考えながら生きてきたんだ。
本当は生きたい、
生きて生きて生きて人生を全うしたい、
その思いが強かった。
今でも強い。
生きたい
私は私として生きて生きたい、
自分を苦しませながら生きていくんじゃなくて、
自分という唯一無二の尊い存在を誇りに感じながら、この世にいる限り生きていきたい。
消えたいんじゃない、
ほんとは生きたい。
その思いが強かったから過食嘔吐しながら、試行錯誤しながら生きてきたんだなって気付いたんだ。
過去を振り返ってみた時も、悲しいことや辛いことも沢山あった。
でも、過食嘔吐に頼りながらでも、今の所は大病も患うことなく奇跡的に健康に生きてこれたのは、
いつも心の中で自分に言い聞かせていた言葉、
私は大丈夫、
絶対にどんなことがあっても大丈夫
って。
この言葉に根拠も何もない。
何が大丈夫なのかとかは明白ではない。
ほんとに根拠もない。
でもね、
今までどんな苦難があっても乗り越えて生きてこれたし、
過食嘔吐しながらその辛いことや悲しいことも何度も乗り越えてきたことが沢山ある。
死にたいと思ったことも何度もある。
でも、その都度、何かしらで乗り越えてこれた自分がいる。
頼っていたのが過食嘔吐だとしても。
これからの人生、どんなことがあるのか、どんな状況になるのか、
どんな日本になるのか、どんな世界になるのか、
一秒先のことも分からない。
明日、災害が来るかも分からないし、
一分後に戦争が起こるかも分からない。
１０秒先だって自分が生きてるなんて保証もない。
でも、そんな状況の中でここまで生きてこれた。
そういったことを考えてると、
そういうリスクとか沢山の困難がある中で、自分はこうして今ここにいる。
生きてここにいる。
これから先も自分にとって困難なことや辛いことも沢山経験していくこともあると思う。
過去もそうだった。
でも、辛い辛いと思いながらでも生きてこれたから、
だから、
これからもどんなことがあっても
大丈夫、私は絶対に大丈夫、その時はその時で何とかなるよ。
だからあまり深く考え過ぎずに❝自分❞生きていこ
って思ってる。
これは無理矢理そう思ってるんじゃなくて、
本気で『大丈夫』って思ってる。
ほんとは大丈夫じゃないけど大丈夫って思ってるんじゃなくて、
今まで【ここまで生きてきた】ことへの自分だけが感じてる、本気の自信から感じること。
この『どんなことがあっても大丈夫』
と思うと、なんだか気持ちが落ち着いて、
前向きとかポジティブとかそういう思考になるとかではなくて、
なんか物事を冷静に考えられたり、
良い意味で何事にも動じなくなったり、
その時起きた現実を受け入れてそれに立ち向かおうって強い気持ちになることが自然にできるようになってる。
要は、
あらゆる全てのことを受け入れる。
という覚悟ができた感覚かな。
この先どうなるかなんて誰にも分からない。
今までだってこの先どうなるか分からない人生で生きてきた。
それは世界の人類皆そう。
でも、生きる時は生きて、
そうじゃない時もあって、
そうやって皆生きてる。
未来のことは誰にも予測できない。
でも言えることは一つ、
今を生きてる自分がここにいるということ。
無理な時が来たらその時はその時のこと。
私は大丈夫。
根拠も何もないこの言葉を力に、
今日も私は今という時間、自分という人間の人生を生きていく。
ある日のご飯。