過食嘔吐になってからやめられなくなって、過食嘔吐、ということをしてること自体に自分に対しての不安や、

 

これから生きていく上でネックとなりすぎ、いつしか過食嘔吐がなくては生きて行けない反面、このまま過食嘔吐し続ける人生では

 

生きていけない、と毎日恐怖を感じながら日々生きていた。

 

『過食嘔吐』することで悩みが増えるなら、それなら『過食嘔吐することをやめれば』この悩みから解放されるんだ、

 

と当時強く思い込んでいて、

 

それなら『過食嘔吐しなければ私は摂食障害ではないんだ』

 

と思い込んでいた。

 

で、その当時には過食嘔吐する行為だけをやめる方法ばかりを考えていて、

 

毎日の習慣になってる過食嘔吐をやめるにはどうしたらいいかを真剣に悩んでいて、色んな情報などを読みあさっている中で見つけた情報、

 

『行動や思考は3週間で習慣化してくる』

 

という文字だった。

 

この時、過食嘔吐することも三週間我慢して、しないことをフツーにしていけば、過食嘔吐しなくなって治っていくものだと思い込んでいた。

 

だからあ、過去、本気で過食嘔吐するという行為をやめようと思った時、

 

三週間、過食嘔吐しないでいようと決意して実践してみたことがあった。

 

それまで毎日してたから三週間はおろか、一日すらできるかどうか不安だったし、

 

なんなら過食嘔吐できない状況を創り上げようとしてる状況にもまた不安で悩みが増えて、それで更に過食衝動が増してくるという状況にも陥った。

 

でも、過食嘔吐しない日を連続して三週間創り上げれば、きっとそれが当たり前になって、私は過食嘔吐しなくなって摂食障害も見解の道を開いていけるんだろう、

 

そう信じ込んでいたから、発狂しそうな気持ちをなんとか踏ん張って三週間過食嘔吐をしないでいる日を作った。

 

結果、ダメだった。

 

毎日考えるのは『過食嘔吐したい』という気持ちでいっぱいで、

 

思考の9割が過食のことばかりを占めるようになって、過食嘔吐しない日を作る喜びよりも、過食嘔吐できないイライラやストレスが溜まっていって、

 

安定どころか不安定にもなった。

 

過食嘔吐しない心身になったことで楽になった部分もあったけど、

 

本当は過食嘔吐したいって気持ちと、過食しない日を過ごす中で考えるのは過食に対しての快楽ばかり。

 

過食嘔吐したい気持ちを滅茶苦茶に我慢してるっていう、ストレスフル状態を過ごすことになっていたから、

 

とりあえず三週間『我慢』して過食しない日を作ってみたものの、

 

頭の中は過食することで一杯になっている状態になっていたから、三週間過食しなかったけど、次の日には爆発して過食しまくってた。

 

しかも、厄介だったのが『本当に過食嘔吐やめたい』気持ちより『本当は過食嘔吐したい』気持ちが上回っていたため、

 

ずっと過食したいのに過食できないストレスを溜め込み過ぎていたため、

 

三週間経過した後、反動が大きすぎてそのストレスを発散させまくって、

 

過食費もしばらく倍になるという事態にもなってしまった。

 

今となって、あれは自分の認識不足というか、

 

過食嘔吐に対する対処法を自分自身が捉え間違えていたことにも気付いて反省した。

 

今となっては分かるけど、過食嘔吐って、

 

ただ『過食嘔吐をしない日を作る、連続して作る』

ことが大切で重要なわけじゃないんだってね。

 

これは人それぞれで、個人差があるものなのかもしれないから、一概に絶対そうだ!

 

とは言えないけど、あくまで私の場合は、

 

過食嘔吐をしなくなるって事に対しては

 

❝過食嘔吐をしない日を物理的に創り出す❞

 

ものではなく、

 

『過食嘔吐したい気持ちを無くしていく思考を創り出す』

 

ていうことがまず一番先にすることで、重要なんだなって、これまでの経験からそう感じた。

 

×過食嘔吐をしない日をずっと作って過食嘔吐が治る、

 

ではなく、

 

○過食嘔吐する原因を探ってまず自分と向き合うことから始める。

 

ことが順番だな、って。

 

それを誤っていたから私は20年以上過食嘔吐をやめることができなかったんだと、今になってやっと分かった。

 

過食嘔吐をやめたい、しなくなる自分になりたいと思ったら、

 

まずすることは、過食嘔吐をするって行為を無理矢理止めることからではなくて、

 

まずは過食しながらでも自分としっかり向き合うことから。

 

体から入るのではなく、

 

心と向き合うことから始めることが大切。

 

そうして、自分の心と向き合っていくうちに

 

『過食嘔吐したいって気持ちが消えて行く』

 

そんな状態になることが続いていくことが緩和していく一歩を踏み出しているのだと思う。


手羽元の甘辛タレ絡め。

手羽元大好きだからよく手羽元料理作る。