過食嘔吐が自然に止まって、過食欲はなく過ごしてる日々が約二カ月近くになった。

 

禁止食はまだあるものの、食べれるものも沢山出来て、拘りもかなり捨ててきたため、

朝も昼もしっかり食べるようになったし、夜は21時過ぎても食べるようになった。

 

そしたら、あれよあれよという間に一カ月も経たないうちにあっという間に4キロ増えて、

昨日さらにまた増えて、このままいくと5キロも増えていくんじゃないかというくらい。

 

そしてその恐怖はある。

正直、太りたくないな、このままフツーに、自分が心地よいと思える食べ方をし続けていったら、

このままどんどん増えるのかな、太る自分も認めて受け入れる、

と決めたし、元通りの姿になるだけだから、

こわがることなんてない、と思ってはいたものの、

 

いざフツーに食べると、すぐにぽちゃぽちゃした体型になろうとする自分の遺伝子的要因のある、

肥満体型を憎いとも感じた。

 

なんで私はこんなに太りやすくて丸っこい体型なのかなあって。

 

曽おばあちゃんも、お婆ちゃんも、私の母も、代々丸っこくってぽっちゃり体型で、

私もモロその遺伝子を受け継いだ。

 

よく、肥満体型に遺伝子は関係ない、自分の生活習慣が全てだ、

と言われてはいるけれど、

遺伝子には逆らえないから、痩せやすい体質、太りやすい体質、

というのはあると思うから、

そうなると痩せの体質を遺伝子から受け継いだ人が羨ましいと感じるし、

私の友達に、本当に痩せの大食いの子がいるんだけど、

その子、朝から晩までお菓子めちゃ食べてて、何かと口に入れて食べてばかりで、

菓子パンも毎日3個くらいおやつに食べて、ご飯は大盛り、脂っこいものも沢山食べるし、

間食に肉まん2個とか、フライドチキンのセットとかも食べてたり、

且つ朝昼晩とめっちゃ食べるのに、

 

ものすごいスリムで、ほんといくら食べても太らないの。

 

確か160センチで42キロって言ってた。

一日のエネルギーは3500キロカロリー超えてると思うって、その子も言ってた。

 

なぜ太らないかと言えば、【遺伝】だ。

 

その子の家系は代々痩せ型で、いくら食べても太らない体質なんだって。

 

だから逆に、「太りやすい体質」というのはやはり存在するわけで、

私のように燃費が悪くて、食べたものすぐ吸収して、キューピーちゃん体型であるのは、

もう避けられない。

痩せたかったら人の何倍も努力しないと痩せ体型を維持できない。

 

だから拒食症、過食嘔吐してまで痩せを目指していたんだけど。

 

話戻して、私は遺伝子って体型に多いに響いてると思う。

 

 

そんな自分の太りやすい体質だから、フツーに食べてたら、どこまで太っていくのかな、

またこれ以上太っていくのかな、

ってなんかまた目を背けたくなって、イライラと落ち込みがきた。

 

でも、過去のように、だからってまた吐いて痩せようとする思考にはなっていなかった。

 

それどころか、

 

 

「もういいや、食べよう、食べちゃえ」

って吹っ切れて、敢えてご飯の量を減らしたり、間食をやめたり、夜ご飯を21時頃に食べないようにする、

 

とか、そんなことをしようとは思わなかった。

 

 

私は自分が幸せに感じることをしていたい。

 

って、心底そう感じるようになった。

 

私は誰かのために痩せてる体をキープしたいんじゃない、

人の目を気にして、誰かからの評価を得られたいために痩せたいんじゃない、

 

自分の幸せと感じることをしていきたい。

限られた、残された人生を、少しでも沢山の「幸せ」に感じることをしていきたい。

人生は一度切りなんだ。

誰がどう思うかじゃなく、主体を【自分】にもっていこう。

 

っていう、その思いが勝るようになってきた。

 

リアルに残された人生、時間のことを考えるようになった時、

 

太るとか太ったら嫌とか、太ったら落ち込む、

 

とか、そういう[太ることへのマイナス感情]って、結局は人の目、人からの評価のことを気にしてのことだった。

 

もうそんな人の評価ばかり気にして、

 

食べたいものも我慢して、いつも太る太らないのことばかり気にして、

そんな一生を過ごしたくない!

私は私のために、自分が幸せに感じる生き方をしていきたいんだ。

 

今はそう強く感じてきたから、

 

もう、どれだけ、どのくらい太ってもいいや、

自分が幸せに感じることの方が大事。

 

人間いつかは必ず食べれなくなる日が来る。

私は食べることが大好きな人間。

死んだらもう二度と「おいしい」という、人間の一番の喜びとも言えるこの感情を感じることができなくなる。

死ななくても、いつ何が原因で、生きてるのに食べたいものが食べれなくなる日が来るかもしれない、

食べたいのに限られたものしか食べれなくなる日が来るかもしれない、

 

 

そんな日が来た時には必ず私は後悔することになる。

 

 

ああ、人生一度しかないのに、どうしてあんなにも食べることを楽しむことができず、

美味しいものも食べることができず、

我慢ばかりしてきたんだろう、

 

って、そう思って後悔するのが目に見えてる。

 

そうはなりたくない。

 

食べることが大好きだから、食べることですごく幸せになる人間だから、

 

食べることで不幸に感じたくない。

 

もうそれは昔の話。

 

今の私は、これからは「食べることで沢山幸せを感じること」という思いが強くなった。

 

だから、体重が激増しても、過去のように、吐いて痩せようとか、

食べすぎたら吐こう、とか、そんな思考が消えてきてる。

 

食べすぎる日は多々ある。

 

その時は自分にこう伝えてる。

 

食べることで幸せに感じる方を選ぼう。

食べることってすごくすごく幸せなことだから、太る太らないじゃなくて、

自分が嬉しい、幸せと感じる生き方、食べ方をしていこう。

限られた人生の中、「美味しい」と感じることでも、自分の心を豊かにして、

これからの人生、沢山の幸せで埋めていこう。

 

そう強く思うから、

人の目を気にしての体型になって、いつも病むのはもうやめた。

そんな自分にはもうならない。

 

私の人生は私が創るもの。

誰かが幸せに感じるんじゃない、

 

私という人間が主体。

人生一度きりだから、これからの人生は沢山の「幸せに感じること」を選んで生きていく。

 

 


ご飯
鶏胸の塩麹焼き
パプリカ炒め
卵焼き
しめじ
ブロッコリーマヨ
キャベツ和え

職場のお弁当。
とにかくたんぱく質は鶏胸に拘っていた頃。
たんぱく質は食べないと行けないな、という思いと、何から摂取していいかを悩んで行き着いたのが、テッパンの鶏胸だった。
肉類は唯一、鶏胸だけが許可食だった頃。