今日は土曜日
あの放課後から一日たってデートをすることになった
「う~ん、どれにしよう。デートだから服はう~んまようなぁ~・・・」
「よしっ!これに決めた」
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「っあ、いた。」
「待った」
「いいや、僕も今来たばっかだから」
「それより、服かわいいね」
「恥ずかしい事言わないで」
彼は、フッと笑う
「じゃぁ行こっか」
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「うわぁー、遊園地だ。初めて来た。楽しみだな!!」
「っえ、初めてなの?」
「うんっ!」
「ねぇねぇ、それより、どこから行く?」
「じゃあ、あれから」
「ジェットコースターからねっ。分かった」
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「あぁー楽しかった。今度はどこ行く?」
「そんなに楽しんでもらえた?」
「うんっ!」
「子供みたいな言い方、可愛いね」
な、なにその言い方。緊張してきたじゃない!!
まぁ、それは、置いといて
「今度は、これにしない?」
「っえ?お化け屋敷。好きなの?」
「分かんないけど、行ってみたい」
「分かった。じゃぁ、行こ」
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「意外と怖かったねぇ」
もう少しで、抱きついちゃいそうになっちゃったよ
「ねぇ、何か食べない?」
「うんっ。何か食べよう!」
「クレープはどう?」
「おいしそうな名前」
「じゃぁ、決まりね」
「買ってくるから、そこで待っていて」
「ううん。一緒に行く」
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「この、クレープほんとっおいしい」
「よかった。」
「最後は、これに乗らない?」
「観覧車?」
「別にいいわよ」
「じゃぁ、行こっか」
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「うわぁ~上から見る景色、奇麗」
もう、超ー感動
「そう、よかった」
「それなんだけど、キスしてもいい?」
「っえ、今何て?」
「だから、キスしてもいい?」
ええ~、会って二日しか経ってないのに!!
「えっと・・・それは・・・!!」
えっ、まさか今、キスしてる!!!
でも、何だろう。柔らかくてとても嫌な気分では・・・
「ごめんね。いきなり。でも、今しかないと思ったんだ」
「会ってまだ二日だけど、どうしても二日とは思えないんだ」
「だから・・・」
「別に、怒ってはいないから」
「そう。よかった。」
「あらっ、もう終わりの時間だわ」
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「今日は、本当にありがとう、玲奈ちゃん」
「こちらこそ」
まさか、あんなところでキスなんて
思いもしなかったわ
「あのね、玲奈ちゃん、僕、今日少しだけ分かったよ」
「何が?」
「大事な人と一緒にいると楽しいってことが」
「そう、それはよかったわ」
「でも、まだ足りないんでしょ?」
「うん。まだ僕は、無いものが多いからね。」
「では、私はここで。」
「えっ?家まで送ってあげるよ」
「いいわよ。別に。そこまですると、またみんなに噂されるから」
「・・・分かった。その代わり」
チュッ
「お別れのキス」
「じゃぁ」
もぅ、なんなのよ。二回もキスだなんて
でも、本当に、今日は楽しかったなぁ~
こんな魔女にどうして、王子がキスしたのかちゃんと理解ができない
でも、それでも、ちゃんと私のことを愛してることが唇から伝わってくる
本当に今日は、楽しい一日と胸に刻んだ
~第三話~