数ヶ月前に母親が永眠しました。
まだ69歳という若さでした。
ママは、九州、沖縄など南西日本に多い、成人t細胞白
血病リンパ腫という、血液の癌でした。
ママが癌だとわかった時、私は哩央と花央がお腹にい
た時でした。
あまりにもショックすぎて、目の前が真っ白になりま
した。
闘病生活がはじまり、抗がん剤治療や移植をしました
。移植後は、菌にすごく弱くなっていて、菌で、すぐ
に肺炎になってしまうので、小さい子供やペットと過
ごす事も危険な状態だったので、一緒に住みたかった
けど、私達が住んでいる家の近くに家を借りました。
移植後は、食事も作ってから、2時間以内の物しか食べ
れなく、出前も駄目だし、スーパーや、コンビニの食
事も、きちんと真空されている物のみでした。
美味しい物を食べるのが好きなママ。
旅行が大好きなママ。
テニスが大好きなママ。
習字が大好きなママ。
子供が好きでボランティアをやっていたママ。
闘病生活は、本当に辛かったと思います。
辛いのに、私が小さい子供達を育てているのを知って
いるので、私に気を使い弱音をはけなかったと思いま
す。こんな早くにママとお別れするなんて思ってもな
かった。
ご飯を作ってママに持って行った後、今度は、子供達
にご飯を食べさせないといけないし、お風呂にいれて
寝かしつけて、その後ママの家の家事や、トイレや寝
る前のお薬を飲ませないといけないから、時間がなく
、急いで家に戻ってきてたけど、もっとママのそばに
いてあげれば良かった。
日々の育児と介護におわれ、見えてない事も沢山あっ
たと思うし、もっと私に出来る事があったんじゃない
か。と後悔する日々です。
家族葬でしたが、ママのお友達が沢山来てくれて、沢
山ママの話を聞いて、ママが沢山の人に、優しさをも
って接していた事、人の事を自分の事のように考えて
、動いていた事、ママの偉大さを改めて感じました。
私も、そうやって生きていきたいとより思いました。
沢山の素敵なお友達がいて、ママは幸せだなと感じま
した。
最愛の人が目の前からいなくなり、当たり前に、毎日
何でも相談していたママがいなくなり、これからは、
誰に相談すればいいのかと思ってた。
そしたら、お友達のまちゃこに、これからは、私に何
でも相談してって言われたよ。その思いが、嬉しくて
沢山泣いた。
ママがいないなんて、信じたくないけど、現実を見な
いようにしてるけど、まだまだ心の整理が出来てない
けど、子供達を不安にさせたくないし、ママも天国で
、麗子さん泣いてないで、頑張りなさいって思ってる
と思うから、頑張るよ。
ママの子供に生まれてきて良かった。
大好きだよ。