2022.7
幼馴染の友人から、しばらく海外で暮らすとの連絡がありました。
渡航が緩和され始め、願い続けていた彼女の気持ちがやっと叶うことに、私の心にも嬉しさと寂しさが入り混じります。
そんな彼女の新しい生活をお祝いできるような、渡航にも邪魔にならないものを探していてふと目に留まったお箸のセット。
(お写真はLe-noble様のサイトよりお借りしています)
箸置きは日本の和紙を折って作られ、折り紙というその優しい風合いが海外にいても日本人であることが嬉しくなるような、また、家族の皆で囲む食卓が明るく幸せな時間となり長く続くことを願って贈りたい。心からそう思わせてくれるお箸に巡り合えたような気がします。
お箸を贈りたいと思ったのには実は訳があり、急にここ最近、味覚が変わるのと同じように、自分の趣味や好みに変化が...。
西洋文化に触れる機会が増えるにつれ、日本文化の美しさ、繊細さをさらに感じるようになり、和に触れる時間も自分なりに高めていきたいと思うようになりました。
そんなこともあってか、花に添えたくて始めたカリグラフィーを知れば知るほどに、書道の美しさも目に留まることが多くなりました。
写真は昨年のお花のオーダーに添えたカリグラフィーカード。
灯台下暗しという言葉が合っているかどうかはわかりませんが、
京都という街で暮らしているにもかかわらず、その古き良き和の文化や空間を感じる努力があまりにも少ない自分に、
今からでも遅くないよ、と言い聞かせ、西洋文化の知識も高めながら、日本人であることに幸せを感じられるようなシンプル且つ、エレガントなライフスタイルをデザインできるようこれからも楽しみながら学びを深めていきたいと思います。
では早速、大切な友人へのプレゼントを買いに出掛けてきます。