30年以上住み慣れた六本木からの引っ越しを決めたのは
古希という声を聞いてからです。
明日でもやれると思っていた年齢をとうに過ぎ、
今日やれることは今日やらなくてはという年齢に達し、
夫婦で「よーし、人生の大掃除をやろう」と決めたのです。
ジャーナリストの夫は、物書きの財産ともいえる書物を90%、ブックオフへ。
送るたびにブックオフからくる買取価格メールに一喜する夫の姿を見ては、
「へえ、こんなにモノに執着しないんだあ」と感心していました。
私はといえば、ワードローブに長年鎮座していていた服を一気に処分。
まあ、黒のセーターが何着出てきたことか。
ボンボン、段ボールにつめては、知人、友人に送り、
残りはリサイクル活動のグループに寄付。
間違って、まだいるものまで入っている段ボールを送ってしまったこともありましたが、
受け取った方から、「こんな素敵なもの、いいんですかあ」と聞かれて、
「はい、はい、どうぞ」と。喜んでいただける人に着てもらえれば、それでよしと。
なんだ、お家も心もスッキリです。
自分の頭の棚の中にあるものだけで暮らす。
これは結構記憶力テストに近いのですが、とにかく、必要なものがすぐ出てくるって、
本当に爽快です!こんな小さなことなのに喜びさえ感じています。
断捨離引っ越しのおかげで、
2022年を今までになく、すっきり迎えました。
シンプルだけど、とても豊か。
私が15年前にスタートさせたスキンケアブランド、レナジャポンのミッションと同じです。
「シンプルなスキンケアを通して、笑顔と心豊かな毎日を届けよう。」
本当に大切なことはとてもシンプルですね。
なんだか、とてもいい年になりそうな予感。
寅年ですもの、きっといい年になりますね。
みなさまにとってもいい年でありますように。
レナジャポンはいつもあなたの笑顔のそばにいます。