亡くなった義母が作ってくれた雛飾り。
初めての孫娘がうれしくて、「一番いい材料をそろえ、
雨戸を閉めて、集中して作ったのよ」。
母の声が今でも聞こえきます。
その娘ももう34歳、女の子が生まれ、
お雛様は娘の娘へと引き継がれていきます
 
男雛と女雛、左右どっちだっけ、飾る度に考えます。
そんなのどっちでもいいでしょ、
と聞こえてきそうですが、しきたりも大事かなあ。
今ではほとんど全国女雛が向かって右だそうです。
でも、関西方面では、女雛が左のところも。
それはやっぱり京都です。
なんだか、歴史を感じますね。
この時期、町の中にもお雛様がいっぱいです。
 
はい、こちらは右に男雛。
京都出身の虎屋さんのお店に飾られていました。
京の伝統を守っています。素敵。
 
こちらは麻布十番のお蕎麦屋さんのお雛様。
関東並びです。
 

この立派な大きなお雛様も関東並び。

 

いろんなお顔のお雛様に触れると、こんな穏やかな表情になりたいなあ、と

思います。いやあ、無理でしょ、と思いながら、心だけは女雛の柔らかさを。

 

もうすぐひな祭り。

春は春、風は春風、心は女雛に。

一瞬をたのしみましょ、ひな祭り。

 

今日はうれしいひな祭り。

この歌が大好きです。

歌いながら、洗顔してくださいね。

女雛のようにつるつる、しっとりの肌になれるように。

 

今日も楽しい一日でしたか。

明日も楽しい一日でありますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。