去年90歳で亡くなった義母の遺品を片付けていたら、
私がプレゼントしたペンダントルーペがでてきました。
確か80歳のお誕生日に頑張って銀座のミキモトで
選んだものです。
とても繊細なデザインの素敵なペンダントルーペ。
最近、小さな字が見えにくくなったので、
今日から使わせていただくことにしました。
で、つけようとして大変なことに気づきました。
長さを調整しようとした時、留め金を指でつかめないんです。
若い頃は気づかなかった指先の動き。
ひょっとしたら、母は着ける度に大変な思いをしていたかもしれません。
この年になって、初めてわかることがいっぱいあります。
生前の母は、時々このペンダントをつけてくれていましたが、
留め金の使いずらさについて一言も文句をいうこともなく、
デザインを褒めては喜んでくれていました。
こんな素晴らしい母に、ただただ、感謝です。
愚痴を言わない、文句を言わない。
母の老後を生きる姿勢でした。
そして、もうひとつ、
小さなルーペは、限られた部分しか拡大できず、
きっと、私が期待したほどルーペの仕事はしていなかったと思います。
この年になって初めて気づいたこと。
それは、相手の年齢の立場に立って
想像することの大切さでした。
母がずっと愛してくれたスキンケア、
洗ってうるおすだけ、
どんな年齢の方にもやさしいスキンケア。
レナジャポンはいつもあなたのそばにいます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの今日が、笑顔の一日でありますように。