私が吉田都さんに初めてお会いしたのは
ロイヤルバレエ団でプリマとして大活躍をなさっている頃でした。
 
バレエの頂点を極めるために毎日
厳しいレッスンをしているプロフェッショナルにもかかわらず、
そのお人柄の柔らかなこと。
そして、なんといってもとてもとてもチャーミングでした。
 
 
その都さんが
この8月、最後の舞台となる「ラストダンス」を
新宿の新国立劇場で踊られました。
 
多くのファンに、仲間たちに
惜しまれながらの「ラストダンス」。
しかし、
世界のプリマの都さんには
次に総合芸術監督としての仕事が待っています。
 

 

 

この夏海外にいて

公演に伺えなかった私の元に

すばらしい写真集と

直筆のお手紙が届きました。

 

 

 

 

きれいな字できちんとかかれた手紙に

いつも感心していた私は、

今回も素晴らしいお心遣いに

「一流の人とはこういう人」をいうのだなあ、と

改めて、感動しました。

 

誰もを大事にしてくださる心配り。

本当にうれしかったです。

 

 

 

 
我が家の居間には都さんの一枚の絵があります。
バレリーナを描き続けたアメリカの画家
ロバート ハインデルの作品です。
 
都さんの一瞬の動きをとらえた一枚。
ロイヤルバレエ団のレッスン場の雰囲気が伝わってきます。
 
 
 

沢山の努力があったにもかかわらず、

すべてを笑顔で覆って

一流のことを

自然にやってしまう。

 

そんな吉田都さんに出会えたことは

何事にも代えがたい

人生の最高の宝物でもあります。

 

さあ、

日本のバレエ界に新しい風を。

いつも応援しています。