酒好き主婦の備忘録 アラフィフブログ

 

このたび「かっぽれ」を踊ることになりました。寄席の合間に踊る「寄席踊り」というやつで。

 

揃いの浴衣に赤い腰巻きとタスキで。腰巻きじゃなくておすそよけというのだろうか。

 

それにしてもわからない事が多すぎる。

 

まず「かっぽれ」って何?

耳につく楽し気な歌ではある。

三味線の生演奏キラキラ

 

♪かっぽれかっぽれ

ヨーイトナ ヨイヨイ

沖のー暗いのにー白帆がー サ~~~ 見ゆる

ハ ヨイトコリャサ

あれはー紀のー国ー

ヤレコノコレワノサ ハッ ヨイトサッサッサー

みかーんー船じゃエ~

サテ みかん船ー

みかん船じゃ サ~~~ 見ゆる

ハ ヨイトコリャサ

あれはー紀のー国ー

ヤレコノコレワノサ ハッ ヨイトサッサッサー

みかーんー船じゃエ~

 

 

よくわからなすぎてとりあえずYouTubeで検索しますると、かの美空ひばりも歌っていたよう。

 



して、かっぽれとは何ぞや。

 

花火俗曲として文政(1818-30年)に行われ始めた。

民謡が変化した「沖の暗いの〜に〜♪」が元歌で、曲名「かっぽれ」は囃子詞(はやしことば…カッポレ、カッポレ、甘茶でカッポレ)に由来する。

 

花火幕末に流行

願人坊主(がんにんぼうず=大道芸人的存在)が住吉踊に〈かっぽれ〉他〈ヤアトコセ〉〈あねさん本所(ほんじょ)かえ〉〈深川〉など交えて踊ったことから〈かっぽれ〉の名で大道芸として流行。

 

花火1878年ごろから寄席でも踊られるように。宴席で幇間(ほうかん=太鼓持ち)や芸者の踊にも。歌舞伎にも取り入れられ、1889年初霞空住吉(はつがすみそらもすみよし)の名題で初演された。

 

 

バカ丸出しで何ですけど、歴史に超疎いんで年号がピンとこない。そもそも江戸時代っていつからいつまでだったか。

 

わからないことを調べると、次から次へとわからないことが出てきちゃう。教養不足のせいで中々学びにキリが付かない不安

 

■江戸 1600年〜1868年 約260年

■明治 1868年〜1912年 45年間

 

ということは、明治時代から寄席でかっぽれが踊られていたわけですな。

 

▼このような踊り。私がやるのは簡易にアレンジ済のもの。

 

▼現代の幇間さんも踊ってる

 

幇間というお仕事も今回知りましたの。生で会いたいなあ。ほんと世の中は知らんことばっかりだ。

 

そんで幇間の松廼家八好(まつのやはちこう)さんがこの歌の説明してた。

 

 

「沖の暗いのに…」は

 

祭りで鍛冶屋がみかんをばらまく風習があった

その年みかんが不作で値段高騰

江戸にミカン運べば巨万の富を得る大チャンス!

紀伊国屋文左衛門が紀州からみかんを山盛り載せて江戸にやってきた

 

という話が元になっているのだとか。

 

 

すこーし分かってなんか頭が気持ちよくなってきた。

 

モヤモヤ~っとしたままより少しでもこれが何なのか知ってる方が気持ちよく練習できますにっこり

 


練習してると猫が鬱陶しそうにしてる爆笑


 

 

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