職人 | タケダノリコのブログ

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京都の片隅でアロマトリートメントしつつ徒然なるままに書いているブログです。

テレビで、寿司職人、何十年も修行する必要あるのか?という話をしていました。

3ヶ月ぐらいスクールで学んだら美味しく握れるだろうと。


それで、職人さんに、3ヶ月の人と熟練と何が違うと思うか?と問うと、


「自分たちはお客さんに合わせてシャリの量を調整してる。この人だったら230粒ぐらい、顎の細いこの女性なら150粒」


それはすごい!!


3ヶ月の人はそんなことを考えもしないでしょう。

そして今回シャリの量の話だけされてましたが、お客さんの顔色や声の調子なんかを見て、握りの硬さとかネタのどのあたり使うとか決めてはるんちゃいますかね。

お連れさんがあれば大事な話があって来てるのか純粋に寿司を楽しみたいのかどんなペースかも見てくれそうじゃないですか?


それも無意識レベルでやらはりそう。

もはやセッションですね。


でも3ヶ月の人もいてほしいとは思います。

服でも全部誂え、いうわけにもいきませんやん?既製は既製で必要ですしね。