今から20年ほど前。
その日、JRのボックス席というのか、二人ずつ向かい合って座れるところに一人で座っていた。
しばらくして、母&息子と思しき男女が向かいに座る。
母のほうから話しかけられる。
「あの…」
「はい?」
「息子が隣に座りたいらしいんですがよろしいでしょうか?」
「ど、どうぞ」
ちょんと座る息子。
あ。自力で座れるんや。
歩けんのかな?
喋るのはまだか。
適当にかまってやると、アラワンと思しき彼は嬉しそうであった。
お母さんから、
「子どもの扱い上手いですね。保育士さんですか?」
などと聞かれたりしましたがもちろん保育士ではないし、そもそも全然子どもに興味ない。
若い男子好きやけど若すぎるで。
以上若すぎる男子からのナンパエピソードでした。