●根源太郎)ひまし油が大腸粘膜に届くまでの旅 | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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▼ 職場で購入
先月のこと。あれから何度目かの夏がやってきました。ひまし油を試すなら、今しかない。職場の新設の健康食品コーナーを調べると、ありがたいことにひまし油を売っていました。
そのコーナーで働いていた同僚に聞くと、額の生え際に塗ると、後退してしまったラインを取り戻せるらしく、彼女も買ったとのこと。
さらに、おなかの手術跡があるのだけれど、塗れば、傷跡が薄くなるとも。

特売価格だったので、思い切って買ってしまった!
250ミリリットルで2200円ぐらい。いったいこのサイズで何週間持つのだろう・・・。

▼ 躊躇
家には、以前、生理用パットの代わりに使っていた古いネルがありました。
これに油を浸して、おなかにあて、バスタオルでぐるぐる巻きにして、板張りの床の上に一晩寝る。
暑い夏の夜なので、寝具なしで大丈夫です。でも、朝起きたら、体中が痛そう。

▼ ひまし油が皮膚から大腸粘膜層に達するまでのルート
テーブルの上に、2日間、放置されたままのひまし油の瓶を眺めながら、考えました。
ひまし油で大腸の炎症が良くなるという情報がありました。ただし、研究では実証されていません。

もしも、症状が良くなるとしたら、ひまし油は、どうやって大腸の粘膜に到達するのでしょう?

誰も説明していないことから、自分で考えるしかない・・・。

◎ シミュレーション

  1. ひまし油をおなかの皮膚に塗ります。
  2. 皮膚の下には、脂肪があります。おなかを掴んでみての感想。
    あ・ 無理 ・ 分厚すぎる。
  3. 脂肪の下には腹筋があります。鍛えていないので、もちろん割れていないし、薄そう。でも、筋肉は筋肉。ひまし油は、通過できるのでしょうか?
  4. 筋肉の下には、毛布のような垂れ幕が胃と大腸の前に垂れ下がっています。その働きは、研究が進んでいないことから不明。薄いのですが、中に血管やリンパ管、神経が張り巡らされている。
  5. ひまし油が、毛布を通過できたとします。次にあるのが、小腸や大腸。でも、逆立ちしたり、でんぐり返しをしたときに、飛び出したり、位置がずれてこんがらがったりしないように、透明な真空パックのような膜でぴっちりと包まれています。ひまし油は、真空パックを通過できるのか?
  6. 大腸ですが、外側は2重構造の筋肉製です。胃や小腸から送られてきた消化物を出口に向かって動かさなければならないので、丈夫にできている。
  7. 筋肉を通過すると、板と称される層があります。これは、その向こう側にある粘膜層からウイルスやばい菌らが、筋肉層に侵入できないようにガードする。
  8. 板を通過できたとしたら、血管やリンパ管、神経のネットワークが張り巡らされた層があります。
  9. そこを通過すると、粘膜層の細胞の赤ちゃんたちを育てる厚めの層があります。
  10. 最後に、根源太郎が在住すると思われる粘膜層があります。
  11. 粘膜層の上には、腸内細菌の住む粘液の層があり、その上を、廃棄物へと変化する消化物が通過します。ひまし油が進軍を続け、消化物に混ざり合ってしまえば、体外に排出されてしまいます。


     

▼ さらなる難関
おなかの皮膚に塗ったひまし油は、10もある層を通過して、大腸の粘膜層に達することができるのでしょうか?
そして、旅は、そこで終わりではありません。根源太郎を逮捕したひまし油は、連行したまま、あまたある層を通過しながらおなかの皮膚に、そして、生地ネルに戻らなければならないのです。間違って消化物の流れる層へ連行すれば、もろとも体外に捨てられてしまいます。

これって、ひまし油にとっては不可能な使命では?