●C反応性たんぱくCRP)自己免疫疾患の味方? | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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▼ C反応性タンパク質の仕事

このタンパク質は、免疫システムの一環として働きます。

 

◎ 認証システムで敵味方を見分ける

C反応性タンパク質には、好中球ちゃんと同じく顔認識システムのようなものがあります。味方である健康な細胞には反応しない。一方、病気のために変化してしまった細胞や病原体には反応する。

好中球ちゃんとの違いは、DNAやRNAの認識システムは搭載していないこと。その分、短い時間で量産できる。

 

◎ 病原体の居場所を知らせ、美味にする

病原体退治に活躍する好中球ちゃんやクロスケ君たちにとって、病原体は小さ過ぎてみつけづらいという難点があります。そこで、C反応性タンパク質は、お団子にまぶす黄な粉のように病原体の表面に付着して、「ここに敵がいますよ、食べてください」と知らせる仕事をします。

 

◎ 炎症を強化させ病原体の拡散を防止する

炎症は、病原体の拡散を防ぎ弱体化するため、熱や、腫れ、痛みを引き起こします。その効果を増すために、炎症化を推進する物質を作るよう、C反応性タンパク質は、あちこちに働きかけます。

 

◎ 細胞の自爆を遅らせる

細胞は、寿命が来ると最後に自爆して後継者に後を譲ります。多発性硬化症では、細胞が早めに自爆してしまいます。C反応性タンパク質は、そんな自爆を遅らせる働きがあります。

 

◎ 感染予防

C反応性タンパク質の抗菌特性は、リウマチ患者を有害な感染症から守ります。

 

◎ 自己免疫疾患から患者を守る

クロスケ君が放出する炎症を強化する信号をコントロールして、炎症がひどくならないようにします。

 

◎ 掃除係

血管内の他のタンパク質と協力して、自爆した細胞を静かにきれいに掃除します。

 

▼ 構造が複雑だと、量産するのに時間がかかる

C反応性タンパク質が作られるのに6時間以上かかるのは、単なるたんぱく質ではなく、病原体と闘うためのシステムを搭載しているから。

 

▼ 人によって働かない?

ヒトC反応性タンパク質が、すべての人に機能するかどうかは、現在のところ不明という説明がありました。

ということは、炎症が起きていても、検査値が上がらない人がいる?

病原体の拡散を防ぐための熱や腫れ、痛みが起きない人がいる?

炎症を強化させる作用が起きない人がいる?

 

免疫システムのひとつC反応性タンパク質。でも、患者が知っているのは、検査用という一面だけ。これは、研究が遅れているため。正確な働きが解明されたら、みんな驚くに違いありません。

 

▼ カウザ(自己免疫疾患の原因)との関係

C反応性タンパク質には、炎症をより強くする働きと、炎症を抑える働きのふたつがあります。炎症が必要以上に起きないようにするこのシステムは、ほかの免疫システムにも用意されています。

 

自己免疫疾患は、過度な炎症を抑えるシステムが働いていないことと関係している。

炎症を起こす物質、抑える物質はは、どちらも細胞で作られます。

そんな物質は、たんぱく質でできています。

 

人工的な化学物質は、たんぱく質に付着する傾向があります。

人工的な化学物質とは、工場や車から排出される化学物質、農薬、西洋薬、化学肥料、食品や毛染め、シャンプーなどの添加物です。

 

何十億年もかけて作られてきた病原体を攻撃し病気を防ぎ治癒させてきたシステム。それが、現代になって働かなくなっている。

 

ひっかかります。

 

◎ 参考英語サイト

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2486333/pdf/CDI-11-221.pdf

 

https://www-ncbi-nlm-nih-gov.translate.goog/pmc/articles/PMC6503050/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=en-US&_x_tr_pto=wapp#:~:text=CRP%20is%20an%20evolutionarily%20conserved,in%20the%20hemolymph%20(8)

 

マクロファージの炎症を抑える作用をサポート

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/47/1/47_31/_pdf

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/47/1/47_31/_pdf