ただいま、細胞の表面の膜について学習中です。
▼ 細胞膜
こちらは、細胞の表面の写真です。産毛のようなものが、びっしりはえている。
▼ 細胞の表面の構造図です。
サイト:細胞表面の糖鎖
イクラのようなくすんだオレンジ色の集合体は、細胞の表面を覆っている細胞膜です。その上に乗っかっている置き石みたいなのは、たんぱく質や油の塊。その上に生えているのは、糖でできた鎖。これが産毛に見える。
▼ 細胞膜から生えた鎖にくっつくばい菌やウイルス
サイト:大阪大谷大学
地面から植物が生えて来るのと似ていて、糖の鎖は、細胞の表面にある細胞膜から突き出ています。
その鎖の先には、細菌やウイルス、ホルモン? 他の細胞がくっつきます。
コロナウイルスも、細胞です。同じような構造を持っています。ちょっと違うのは、コロナウイルスの細胞膜からはスパイクたんぱく質が生えていて、糖鎖は、そのたんぱく質に絡まるようにぎっしりと張り付いていること。
スパイクたんぱく質を隠すため、糖鎖の皮をかぶせるという作戦です。悪党だ!!
▼ 下のモデルは、コロナウイルス: ゆらゆらゆれる突き出たヒスイ色がスパイクたんぱく質。わかりづらいのですが、モスグリーンの糖鎖をからませて、糖鎖になりすましている。ウイルスは正常な細胞にくっつくと、その細胞の中に侵入し、自分の都合の良いように改造し、自分と同じウイルスを作る工場に変えてしまいます。そして、仲間を増やす。つまり、感染を増殖させる。
Natureのサイトから 2021年7月
続く・・・