【本のタイトル】片付けのことを考えただけで疲れてしまうあなたへ。(著者:小西紗代)
【読もうと思ったきっかけ】
・部屋が片付けば心もスッキリして何事にも取り組みやすくなるかなと思い、とっつきやすそうだったので片付け一冊目として選びました。
【この本を読んで解決すること】
・片付けの基本メソッドがわかる
・人生がものに振り回されないようになる
【重要だ!と思ったこと】
整理(必要なものを選ぶこと)
収納(ものを使いやすく収めること)
の順で行う。
整理ができれば片付けの8割は済んだもの。
三ヶ月〜半年かける。
どんな暮らしがしたいかイメージする。
最初から家中を完璧にすると意気込まない。小さいエリアでトレーニングを積む。
嫌なことを思い浮かべて、その反対は、と考えると理想がわかる。
目的は乱さないことではなく、心地よい暮らしをすること。プロだって乱れている。
整理とは、必要なもの、好きなもの、気分が上がるものを選び抜いて残すこと。そして管理できる量まで減らす。
勿体無いものを持っているメリットとは?
逆にデメリットとは?
・収納スペースを圧迫している
・使わないのに洗ったり拭いたりしている
・置く場所に困っている
・正直、じゃま
ものがあなたを振り回して苦しめている。
具体的に使う時期が決まっているものは必要なもの。いつか使うかもの、のいつかはこない。また、どんなものも劣化していく。
好きじゃないけど、手放したら不便なものは買い替える。
・好きだけど、片付けにくい
ものは
・好き。なおかつ生活の邪魔をしない
ものに買い替えるといい。
後で必要になったらどうしよう、という小さい後悔よりも、部屋をすっきりさせたい気持ち、どちらが大きいか?
定位置を決めているのに行方不明になってしまうのは、その場所が戻しづらいから。
収納は
グルーピング→配置(仮置き)→仕組みづくり→収納グッズ選び・定位置化
の流れ。
グルーピングの方法は色々。まずは使うエリアで分ける。そして、使用頻度、用途、使う場所などでグループ分けをする。
「封筒、便箋、切手」など、使うシーンごとにまとめるのも良い。
ものを取りに行くのが面倒なら、そのものを戻すのも面倒になる。複数所持して分散収納させるのもあり。
動作数はストレスの数。
パッケージから出して収納するのも一つのコツ。 絆創膏、粉末スープ、乾電池など。
トレーを敷くと、引き出しのような仕組みを作れる。コップとか。
【感想】
片付けができない家はたくさんの種類の洗剤がある、という話は耳が痛かったです。笑
早速、救急箱から片付けに取り掛かりました。今までは余ったカラーボックス用の大きい箱に突っ込んでいて、深すぎるし仕切りがなくて倒れるしで使い勝手が悪いというのはわかっていたのです。
まずは中身を必要なものだけにして、どんなサイズの入れ物がいいかを選定し、(アイリスのフリーケースにしました。)入れてみると、思った以上に満足できてとってもすっきりしました。
真剣に考えて作った救急箱になったので、これからも大事にしよう、と強く思えるようになりました。
救急箱を置いてある一角が、なんだかとても素敵なスペースのようにすら見えてきました。笑
自分で考えて、選択して、実行するというのが大事なんですね。(output読書術の中の自己肯定感を上げる方法にも同じことが書いてありました)
まだ片付けのトレーニングは始まったばかりなので、今は洗面台横の小さなスペースに取り掛かっています。
次は、ちょっと大きいけれど靴箱にチャレンジしてみようかな、と思っています。
私が目指す暮らしは、座っていてもすぐ立てるようにフットワークを軽くすること、リビングですぐ作業を始められること、いつでも人を呼べる家であること。
難易度の高いリビングを片づけ始めるには時間がかかりそうですが、ゆっくり頑張ります!