はじめての恐怖体験!除霊
私の中に、絶対に誰かいる!!!!
すぐに母に相談。
母は鍼灸師の先生と知り合い。
その方はかなり霊感が強いらしい。
すぐに電話をしてくれた。
「だせるかどうかはわからないけど、とにかく急いで来て!」
鍼灸師の先生の力だけで除霊をするのはとても大変なことだそうで
その人が徳を積んでいると神様(宗派は問わないらしい)が力を貸してくれるんだって。
鍼灸師の先生は私の姿をみるなり、
「子宮のあたりにいるね。」と言った。
確かに、このところ、腰の辺りがずーっとゾワゾワしている。
「出せると思うよ。ご先祖さまに感謝だね。」
確かに私の祖父母は神社仏閣等のお参りは欠かしたことが無い人だ。
除霊開始!!
ベッドに横になって目を閉じる。
普通、蛍光灯の光の下で目を閉じると、白やオレンジの世界になるが
なんともいえないような汚い色(12色の絵の具を全部混ぜちゃった感じ)の世界が広がっていた。
除霊が進むにつれて、腰のゾワゾワが上へ上がってきた。
もちろん鍼灸師の先生は私に指1本触れていない。
このゾワゾワが幽霊なのかっ!!
ちょうどゾワゾワが心臓のあたりまであがってきたとき、
目の前に紫色の勾玉みたいなものがくるくる回転し始めた。
なんだこれ~~~??すごい不思議だけどなぜか心地良い。
後で聞いた話だけど、紫の勾玉は東京の水天宮の記しなんだって。
のんの安産祈願で水天宮に行って、お礼参りもしてきたばかりでした。
ゾワゾワはさらに上昇し、とうとう頭までやってきた。
が、ここで幽霊はかなり抵抗しているらしく、私の頭にしがみついている。
すると今度は、水色と緑のワッカがどんどん出てきた。
これまたすごい世界!!!
スピードが加速。
ものすごい速さででてくるようになったとき、
スコーーーーーーン!!
すると、目の前はお日様の色でいっぱいの世界になった。
「でたでしょ!?」 鍼灸師の先生の一言。
どうやら、どこかの神社の神様と、お稲荷さんが駆けつけてくれたようだ。
後日、近所の神社に行ったとき、おいなりさんがあったので、お参りしたら
緑のくるくるが見えました。
ここのお稲荷さんが駆けつけてくれたみたい。
この神社とお稲荷さんには私の祖父母の名前が彫ってありました。
運営にかなり貢献してたらしい。
鍼灸師の先生いわく、我が家の女性陣は霊感がかなり強いそうです。
しかも、
母<私<のん(最強!!)
まじっすかぁ!!!!勘弁してくださいよぉ~~~。
こうして、霊感家族は華々しくスタートを切ったのでした。
おしまい。
はじめての恐怖体験!悪夢そして憑依
大阪から帰ってきてから、のんは毎晩夜泣き。
それは日に日にひどくなった。
でもO型な私は 「成長の証だわ~~」
とってもママっ子だったはずなのに、私の顔を見て
「ママじゃない~~~~~!!!!!怖い!!!!!」
と号泣。
成長の証とはいえ、なんか切ないわ。シクシク
ちょうどそれと同じころ
私の夢には毎晩、白い着物をきた女の人が出てくるようになった。
彼女は必ず
「子供をよこせー。」
と追ってくるのだ。
当然、私は断固拒否!!!
汗びっちょりになりながら起きる。
「なんて嫌な夢だ・・・。」
そう思って目をつぶると、また出てくる。
う~~ん、寝るの怖い・・・。
「今日は出てきませんようにっ」
そう祈っても、やっぱり登場・・・。
そのうち、昼間なのに
「あんたには渡さないから!!!」
と言い出す私。
どうやら自分の中に誰か別の人がいるようだった。
24時間ずっと 「子供をよこせ!!!」と言われ続けた。
だんだん拒否するのも疲れてきて、「夢なら渡してもいいか・・・。」
という気持ちにさえなった。
でもたとえ夢でもかわいいわが子を人に渡すなんて嫌だ!!
のんを守るためなら、この悪夢を一生みることになってもかまわない!!
「幽霊よ!かかって来い!!!!」
強い気持ちを持とうと必死だった。
1週間くらいたったとき、やつれたせいもあるけれど、なんだか別人・・・。
どうする!?私!!!!
つづく・・・
はじめての恐怖体験!悪夢のはじまり
確かに家の中を幽霊さんが歩いていたことに気づいていましたが
何もされなかったし、それは霊感が弱いせいだと信じていたので
こんな事件が起ころうとは!!
はっきり言って予測していませんでした・・・・。
のんが1歳半のころ、パパの社員旅行に同伴し、大阪へ!!
しかも社員旅行の便乗だからかなりの破格!!!
なんてラッキー
USJにいったり、おいしいものを食べたり、楽しかったわ~~
大満足でホテルに帰り、就寝
ここからが悪夢のはじまり
ぎゃーーーーーーーーっ!!!!!!
すんごい声・・・。のんが泣いてる・・・。
のんは生まれてはじめての夜泣き
「確かに知らない場所だもんな~。夜泣きくらいするよね~~。」
何しろ私、O型ですから、こんな風に考えるのは当たり前です。
「怖い夢でもみちゃったかな~~?」
そういってのんをダッコしたら、のんはすごい勢いでしがみついてきた。
そして、じーーーーーーーーーーっと一点を見つめているではないかっ!!
のんが見つめている先、を見てみる。
・・・・・・天井の右隅辺りだ・・・・・
・・・・・・特になにもない・・・・・・・
のんの視線がすーーーっと移動。
窓を横切って、TVのあたりで止まった。
・・・・・・やっぱり何もない・・・・・・
しかも、すごくおびえている・・・。
「うぁ~~~、もしかしておばけ~~~??最悪~~~」
と思ったけど、今までの経験から「まぁ大丈夫だろう」と判断し、
のんに幽霊を見せないようにして寝かしつけた。
ホテルの部屋を出るとき、のんが誰もいない部屋に向かって
「ばいばーい」
こうして大阪旅行は終わった。
どうやらBIGなお土産つきだったらしい・・・。
つづく・・・