どんな些細なことも、私の魂の目を開くためにありました
『私に働いている「見えない力」が分かっていない』、これは、物質世界の身体を中心にしている限り、無理もないこととはいえ、とても残念なことです。
なぜなら、貴重な借り物の身体 (自我) を本物の私と思い込んで、周りを見ているからです。その『視点』は、身体 (自我) が基点になっているからです。
目から入ってくる相手の姿、表情、反応。
耳から入ってくる言葉、音、感情の声。
手に伝わってくる感触、温かみなど。
どれも身体 (自我) を基点にしていました。
本当の『視点』は、身体 (自我) ではなく、「私」を包み込み宇宙を覆う壮大な「見えない力」にあるのに、忘れてしまっているのです。
「私」の周りにある大気から地球、宇宙へと、ずっと彼方まで拡がる「見えない力」が、私の身体 (自我) という地上物質界のチューブ (個我) の先端にギュッと絞り込んで出てきているイメージです。(他の方も物もみんな同様に)
しかし、そこで錯覚します。
たとえば、光源とプリズムがあって、光源が私なのに、プリズムを私だと思い込んでしまう、プリズムという身体 (チューブの先端) で見ていると思っている。本当は、光源から見ているのに、という感覚です。
ではここで、『霊の世界』より、ホワイト・イーグル霊とシルバー・バーチ霊の言葉を抜粋します
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ホワイト・イーグル霊言集 桑原啓善訳 潮文社(1986年2月15日発行版) 第二章 光の神秘 22~23ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています。本書は、イギリスの霊能者グレース・クック女史が、ホワイト・イーグル霊から受信した霊示の日本語訳となります。シルバー・バーチ霊と同様に霊性顕現の道を私たちの熱い信仰心に向かって訴えかけています。)
人生の不公正に思い悩むことがあったら、
信念をもって、人生はすべて神愛と神法によって支配されていることを思いなさい。
此の世には不要なもの、でたらめなものは何一つありません。
貴方の不公正、そのように見えるのは、貴方がこれから、自分の過去未来を見通す視力を開かねばならない、そういうことです。
貴方には至妙の神法の働きが分からない、貴方の目には自分に働く見えない力が見えていない。
まことに父なる神の王冠の宝石である貴方、その置かれている立場が一向に判っていない。
喜びといい苦しみといい、自分が招いたものを、誰しも避けることは出来ません。
人間とは磁石のようなものです。それも、自分自身を自分に引き付ける磁石です。
これは不可避の法です。
つまり自分がいつも考えていること、自分が常に行っている事、それと全く同じものを引き寄せているのです。
このように人生は公正無私の法で支配されている以上、人生に不公正があろう筈がありません。
皆さんがどんなに疑おうと、他日、目が開かれた時、はっきりと知ります。
人生のどんな一つも、自分の魂に影響を与えその目を開くためにあると、
また、一切が貴方を神の子として完成させるためにあるということを。
古い灰の中から、新しい人生が生まれるのです。
不死鳥のシンボルはこれを示しています。
古代象徴学では、この神秘の鳥はホワイト・イーグルと呼ばれていました。
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シルバー・バーチの霊訓(四) 近藤千雄訳 潮文社(1986年5月20日発行版) 第八章 質問に答える 212~213ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています。)
質問(六)───直感について説明してください。
「 よろしい。ひとことで説明できます。
〝 霊の即発 〟です。
直感とは霊が自己を認識する手段です。
ふだんの地上的推理の過程を飛躍します。
考えに考えた末に到達するような結論でも、電光石火の速さで到達します。
同じ問題について多くの時間と思索ののちにやっと到達することを
〝 霊の即発 〟によって一気に我がものとしてしまう、
一種の 〝 一体化 〟の過程です 」
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どんな些細なことも、魂の目を開くためにある、うれしいことですね
すべてが一つの「壮大な見えない力」をどれだけ意識するか、直感で我がものとするか、一体化するか、それだけだと思います
「魂の目を開く」、「壮大な見えない力」に基点を戻す、これが私にとって大切であり、日々問わねばならないことです
<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺
<光源 (白光) が私だと信じきれるまで、試練は続くのです!>