最近ご主人を失ったばかりの婦人にこう語って聞かせた
私たちは、「物質的な身体 (肉体) 」も「霊的な身体 (霊体) 」も両方持っています。でも、大抵、前者の機能が100%優先で生活しています。後者は忘れ去られていると言っていいでしょう。
でも、これまでの人生の中で、何度か「不思議な現象」に出会ったり、「霊魂の存在」を感じたりすることがありました。
そんな時は、『霊の世界』からの強い働きかけがあったからで、自分の霊性が高くなったわけではありませんでした。
自分は、偉くて素晴らしいんだという傲慢さと愚かさを持った『自我』がいつもあります。それを教えてくれる苦難や試練があるのですが、これがまた強敵です。
でも、その強敵 (自我) を作り出しているのも自分だし、導いてくれる霊 (真我) も自分だった、と感じています。
いつも、『霊の世界』から、支援や援助を続けてくれている、霊の方々を感じれるようになろう、と思っています。
ここでご参考に、『霊の世界』より、シルバー・バーチ霊の言葉を抜粋します
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シルバー・バーチの霊訓(四) 近藤千雄訳 第二章 〝 苦 〟の哲学 43~45ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています。「 」内がシルバー・バーチ霊の言葉)
最近ご主人を失ったばかりの婦人にこう語って聞かせた。
「 あなたもそのうち物的なつながりよりも、霊的なつながり の方が大きいことを理解し始めることでしょう。
ご主人はこの世にいた時よりもはるかにあなたにとって 身近な存在 となっておられます。
地上人類が肉体的存在の消滅を大変な不幸として受け止めるのは、地上世界の進化が物的バイブレーションの段階を超えていないからです。
その段階を超えて進化すれば、物質というものがただの殻にすぎないことを理解するようになります。それを実在であるかに思い込むのは地上が影の世界だからです。
霊的に向上して行くと、光とその光によって生じる影との区別ができるようになります。地上的縁には拘束力はありません。霊的な縁こそ永遠に続くものです。
ぜひ銘記していただきたいのは、あなた自身にとって大変な悲しい出来ごとのように思えることも、実は他の大勢の人たちのためにあなたを役立てようとする計画の一端であることがある、ということです。
あなただけの個人的(パーソナル)な見地からのみ眺めてはいけません。
その体験を通じてもし大ぜいの人々の魂が鼓舞されることになれば、それがひいてはあなた自身の魂の成長を促すことになります。
そして、あなた自身がこちらへおいでになりご主人と再会された時にも、それが大きな拠りどころとなります。
〝 死んだ人 〟たちはあなたのもとから去ってしまうのではありません。
死という名のドアを通り抜けて新しい生活へ入っていくだけです。
その人たちにとって死は大きな解放です。
決して苦しいものではありません。
彼らにとって唯一の辛さは、地上に残した人々が自分のことで嘆き悲しんでいることです。
いくら順調に進化していても、地上にいる限りは相変わらず霊的なバイブレーションよりは物的なバイブレーションの方が感応しやすいものです。
縁故のあるスピリットがすぐ身のまわりにいます。
肉体に宿っていた時よりも一段と親近感を増しているのですが、人間の方は鈍重なバイブレーションにしか反応しないために、すぐ近くにいても、その高いバイブレーションに感応しないだけです。
あなた方は今この時点において立派に霊魂(スピリット)なのです。
物的世界での教訓を身につけるために地上にやって来ているところです。
時としてそれが辛い教訓となることがありますが、それはそれなりに価値あることではないでしょうか。
皆さんはなぜ物的な出来ごとを持って永遠を判断しようとなさるのでしょう。
皆さんは空の広さは計れません。
地球の大きさすら測れません。
なのに、わずかな地上生活で持って永遠を計ろうとなさいます 」
・・・このあと、同じくご主人を亡くされた別の方への話が続きます(次回以降でご紹介)・・・
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「死」は、「扉」に過ぎなかった。新しい生活への「解放の扉」でした
大切な人たちが、その「扉」を通り抜けて行ったことを嘆き悲しむことは、その方たちに辛い思いをさせていたのですね
いつも傍にいらっしゃる霊の方々のバイブレーションを、感じ取れるようになりたいと思います
<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺
<ドクダミ、お隣の方は苦手と。境界線に群生して独特の香りを届けてくれます>
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