騒々しき地上世界は、常に霊的なるものを拒絶し、進化の歩みを停滞させています

 

 

この地上世界にいると、時々、この地上生活の「はかなさ」や「無力さ」を感じる一方、「不思議な出来事」や「見えない世界からの導き」を感じることがあります。

 

日頃から、 

 ◎ 死後も生活があること

 ◎ 霊性進化のために今があって

 ◎ 永遠不滅の生命と摂理・法則の中で

 ◎ 神・大霊の分身として生き続けている。 

このことを信じよう、深めよう、と思っていても、忘れている時があります。

 

「目に見える世界」から「目に見えない世界」へ意識を振り向け、現象界の『自我』という高い障壁を消失させる、いえ、『元々無かったもの』と気付くことだと思うのですが、出来ていません うさぎのぬいぐるみ

 

肉体的な<分離独立感>から、霊的な<全一体感>へ、意識を変える試練や困難、これが未だ立ち塞がっているのです。

 

それでは、「霊の世界」より、語られる言葉をご参考に抜粋します スター 

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 シルバー・バーチの霊訓(十二)煌く名言を集めて 総集編  近藤千雄訳編

 八章  神  110ページ より抜粋 

(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

 

(8)宇宙は神の反映です。

神が宇宙組織となって顕現しているのです。

 

ハエに世の中のことが分かるでしょうか。

魚に鳥の生活が理解できるでしょうか。

犬に人間のような理性的思考が出来るでしょうか。

星に虚空が理解できるでしょうか。

 

すべての存在を超えた神という存在を

あなた方人間が理解できないのは当然です。


しかし人間も、魂を開発することによって、一言も語らずとも魂の静寂の中にあってその神と直接の交わりを持つことができるのです。

 

その時は 神とあなたとが 一体であることを悟られます。

 

それは言葉では言い表せない体験です。

 

あなたの、そして宇宙のすべての魂の静寂の中においてのみ味わえるものです。

 

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『霊の書』下 アラン・カーデック編 桑原啓善訳 

26章 利己主義 139~142ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。霊言は「 」部分です。適宜、改行を加えています)

 

[913]数ある悪徳の中、それらの根源をなす悪徳は何ですか。

 

「 利己主義、これは繰返し諸君等に述べたとおりである。

 

諸悪が生じるのは、この利己主義からなのである。

 

悪徳を良く調べてみられよ、さすれば,その根源に利己主義があることに納得がいこう。

 

決意をしたら悪と闘ってみなされ。その悪の根源に至り、悪を生じさせている利己主義を滅ぼさぬ限り、悪の根絶には成功せぬものである。

 

すべての努力をこの目的に向けなさい。

利己主義こそ、社会腐敗の根源であるのだから。

 

自分の日常生活においても、何か心の進化を求めるなら、


自分の心から 利己的感情 を取り除かねばならない。

 

利己心こそ、正義・愛・奉仕とは相いれぬもの。これがすべての良いものを、台なしにしてしまうのである 

 

 

[917]どんな方法をとれば、利己主義は打破されますか。

 

「 人間の不完全性の中で、最も根絶が難しいのが利己主義である。

 

と申すのは、利己主義は物質の力と結び付いており、人間は未だ初等段階にあって、その力から自由ではないということ。

 

それに、人間の法律、社会機構、教育などすべてが、この物質の力を維持する傾向にあるということである。

 

人間の精神生活が物質生活より優位になっていくにつれて、利己主義は漸次弱まっていこう。

 

それは、心霊主義によって、寓話の覆いがはずされ、

人間の死後生存の事実が明らかにされる、その知識を通じて進められる。

 

心霊主義が正しく理解されるようになり、人間の信仰も習慣もこれと一つになる時、慣習・風習・社会関係の一切が変化していこう。

 

利己主義は 自分個人 の重視、そこに立脚している。

 

心霊主義はこれに反して、正しく理解されれば、

 個人という感情が消えた、いわば 無限の観照とでも言うか、大変高められた観点、そこから一切を見る目を人に与えるのである。

 

自尊の感情を打倒する点で、人間の真性を示してくれることで、心霊主義は必ず、利己主義と闘うものである 」

 

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世界心霊宝典 第Ⅰ巻 霊訓   W・ステイントン・モーゼス著 近藤千雄訳 八節 60~62ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

 

──都会の喧噪から隔絶した生活の方があなたたちの影響を受けやすいのでしょう。

〔ここで急に筆跡が変わり、ドクターの例の細かいキチンとした文字から、非常に変わった古書体になり、プルーデンス①と署名された。〕

騒々しき世界は常に霊的なるものを拒絶する。

 

人間は物的なるもの、すなわち目に見え手に触れ貯(たくわ)え得るものに心を奪われ、死後に霊的生活が待ちうけていることを知らぬ。

あまりに地上的になりすぎ、われらの働きかけに無感覚である。

 

あまりに地臭が強すぎ、近づくことすら出来ぬ。

 

暮らしがあまりに地上的打算に満ちているが故に、死後にも価値の残るものに心を配る余裕をもたぬ。それのみに留まらぬ。

 

心が常時そうしたものに捉われ、心静かに冥想する余裕をもたぬために霊的栄養が不足し、魂が衰弱している。

 

霊的雰囲気に力が見られぬ。

おまけに身体も仕事の重圧と気苦労のために衰弱している。

 

これではわれらもほとんど近づくことすら出来ぬのである。

さらに、啀(いが)み合いの情念と不平不満、妬み合いと口論のために、その場が不快な重苦しき雰囲気に包まれている。

 

悉(ことごと)くわれらにとって障害となるものばかりである。

無数の悪徳の巣、忌まわしき誘惑、そしてその不徳と罪悪に魂を奪われし人間のあふれる大都会には邪霊の大群がうろつきまわり、破滅の道へ引きずり込まんとして虎視眈々(こしたんたん)とその機を窺っている。

 

多くの者がその餌食となって悲劇への道を辿り、それだけわれらの悲しみを増し、手を煩わすことにもなるのである。

冥想の生活こそわれらとの交信にとりて最も相応しきものである。

 

もとより行為の生活が無用というのではない。

両者の適度な取り合わせこそ望ましい。

 

煩わしき気苦労もなく、過労による体力の消耗もなき時こそ最も冥想に入り易い。

しかし 魂の奥底に、それを求める 欲求 がなければならぬ。

 

その欲求さえあれば、日常の煩事も世間の誘惑も、霊界の存在の認識と霊との交わりを妨げることは有り得ぬ。

 

が、やはり環境が清浄にして平穏な時の方がわれらの存在を知らしめることが容易である。

〔註〕①Prudens. 巻末「解説」参照。

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<霊の世界>からの 曇りなき言葉は、私たちに多くのことを教えてくれます 驚き

 

これら<霊的真理>を知識として得た後は、実際の行いが大切になってきます。【霊性進化】に繋げてゆくことが大切です 花

 

しかし、表面的には、【霊性進化】という名の下で、<カルマ>の解消や、<病気>の平癒、<霊>との交流などを、私は求めてきました。しかし、本当はもっと深い所に『魂の奥底の望み』があり、それは何だろうか、と考えます。

 

それは、霊訓が教えてくれる通り、個人重視、利己主義、物質主義から抜け出て、神と一体であること、つまり、『全て【神・大霊】そのものだった、と実感すること』なのだと思います 流れ星

 

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

 

<海に射し込む、太陽の光が、静かにキラキラと輝いています