すったもんだの8月 | 花咲物語♪(愛猫の花と新たな家族となった咲の物語)

花咲物語♪(愛猫の花と新たな家族となった咲の物語)

2016年5月29日日曜日
我が家に新しい家族がやってきました。
名前は花。

2019年7月1日月曜日
生後2ヶ月の黒猫の男の子と出会う。
7/10「咲」サクと命名うちの子に。


こんにちは♪

いやー、とうとう?
恐れていた我が家にも陽性者が出ましてね。

長くなりますが記録として。

いつ誰が罹ってもおかしくない昨今、娘が喉への違和感があると。 
それが13日の夜中。
翌14日の午前には39.8℃の高熱。その他様々な症状に苦しむ。

息子の職場で抗原検査キットをいただけて持ち帰ってくれた。娘はガッツリ線が出た。
でしょうね、と納得。

お盆休みの日曜日、休日急病診療所、相談窓口センター、市のホームページに記載されている電話番号かけまくりましたがもちろん繋がりません。

何百回とね。繋がったと思っても受話器を放置されていたのか7分間繋がりっぱなしの放置だったり。
(向こうで話し声が聞こえていたその間私はもしもし!と声を出し続ける。届きませんがね)

かなり辛かったです。

15日、まだお盆休みの病院もあったりでしたが区の病院のみならず区外の病院へも電話するものの一向に繋がらない。

保健所もです。

やっと繋がり「こちらで診ましょう」と仰ってくれたのは神戸市ではなく、加古川にある病院でした。

車で30分はかかる距離、痛みに耐え声も出せない高熱の娘を乗せ炎天下の車の中エアコンをつけても換気をするため窓を開ける。高熱の娘は更に温度が上がる。

私は持病があるのでリスク回避のため、おとさんに連れていってもらう。

やっとここで陽性反応が。

娘はずっと家庭内感染を恐れておりホテル療養をすると言っていたがそんな話すらなく、しかもこの時点で数日経っており今更よねと、自宅療養。

病院で陽性反応が出ると保健所へ連絡が行くそうですがその連絡を受けたのが2日後の17日。しかも加古川の病院だったので加古川の保健所から。

ショートメールで届いたアドレスを開いて手続きをと見てみると「神戸市、芦屋市、西宮市その他の市にお住まいの方は対象外」と。

そりゃそうでしょうよ。

神戸市の保健所からは更に2日後19日に連絡あり。

もうこの時点で何日過ぎた?ピーク超えてますが。
悪化して呼吸も苦しく胸と肺の痛みを訴えて味覚障害も出ていたがどこにも繋がらない、あっちにこっちに電話してくれってたらい回しの日々。

何とか繋がっても、悪化していることを伝えても、陽性者は診れません、診てもらったんでしょう?じゃあまたそこの病院で診てもらえばいいじゃないですか!と言われ。

八方塞がりの無力感でスマホを握りしめ泣きました

苦しむ娘の側で体をさすってあげることもできない

わかりますよ。病院も保健所も相談窓口も皆さんのご苦労は重々承知しています。

うちだけではないし、もっと重症の方もいらっしゃる。わかっていますよ。

それが今この現状なんです。

目の当たりにして悪化する娘に私ができること。

3食、免疫力を上げる、自然治癒力を高める料理を作ること。

これしかないんですよ。

味覚障害も出ましたからね、せめて食感だけでもと歯ごたえを感じるものを作る。
それぞれの味覚で一番感じやすいものをチョイスしたりと。

保健所から送られてくる支援物資?SNSで紹介されていたのを拝見しましたが、それじゃ治るものも治らないよね的な物ばかり。頂けるだけ有り難いとは思いますが。健康な時になら良いのでしょうが病に苦しむ時に食すものには程遠く。

まぁ、その支援物資すら届きませんけどもね。

私ができることとして、ネットで調べまくり勉強し行き着いたのが「食、調味料の重要性」

今回、娘の陽性によって沢山の学びがありました。

元々気になっていたけれどそこまで深くは考えていなかった「からだは食べたものでできている」ということ。

添加物の危険性、食塩、化学調味料、油、考えさせられることばかりでした。

去年だったか一昨年だったかくらいから私自身胃痛に悩まされ少しずつ意識するようになっていた食。

それが今とても役に立ち、3食を苦しむ娘と濃厚接触者である家族全員のためにそれぞれの体内にある免疫力、自然治癒力を高める食事を作ってきました。

そうなる前は、ちょっと外食、お惣菜やコンビニ食だったりインスタント食品だったり菓子パンだったり麺類だったり簡単に食せるものを取り入れたりもしていました。

カロリーや塩分糖質とか一応気にしながらも↑こんな食事では免疫力も自然治癒力も高まりません。

陽性になる前、確かに娘は私の作る料理を仕事柄あまり食べる機会がなく↑のような偏った食事をしていました。

14日から自宅療養になり、3食一品一品愛情も込めて思いも込めて作りましたよ。

そんな中で一番娘が喜んだのがお味噌汁でした。
そう、そのお味噌は以前区内で生産されている添加物の入っていないお味噌。
同じくそこで購入し天然塩で作った塩生麹や醤油生麹。
梅シロップやレモンのはちみつ漬け。
お野菜は区内で作られた物、地産地消。

調味料を見直したところ、思わぬところで結果が。

なんと、高血圧だったおとさんの数値が正常値に!
下痢をしやすかったおとさん、こちらも快便!
私は末端冷え性がなくなりと様々な変化が!

もちろん濃厚接触者であるおとさん、私、息子3人共感染せず。

まぁ、これは感染対策あってのことですが。
我が家にはトイレが1つしかないので張り紙をし、除菌の仕方入る前入った後徹底し皆で実践。
あちらこちらに除菌スプレー、シート、ビニール手袋を置く。
食事の容器は捨てられる容器に割り箸。
洗濯物は別。お風呂は娘が最後に入り換気除菌。

今娘はたまに咳がでる痰が絡む、味覚も徐々にわかる程度まで回復してきました。

24日まで療養期間なのであと少し。

花咲は不思議なことに、娘の調子が悪くなった日から娘に近づかなくなりました。
普段なら甘えてスリスリしたり近寄ってみたりするのだけど。
においなのかなんだろう?何か感じているんですよね。それはわかります。明らかに普段と接し方が違います。
これにはビックリでした。

そんなこんなの数日間。

様々な発見や結果、体感。

何よりめちゃくちゃ勉強して頑張って3食作るたび美味しいなぁと笑顔で言ってくれた家族。
どの料理も手のこんだものでもなく本当に簡単に出来るものばかり。
調味料を変えるだけで全然違います。
足すより引く。
引くけれども味気ないではなく、しっかりと味わえ深みも感じられる。

食塩では精製塩では加工する段階で本来人間が必要とするミネラルやマグネシウムも取り除かれているんてすよね。ただ塩っぱい。
人間にとって塩分はとても大切です。
天然塩を使うことで旨味が全く違います。
お酢も然り。只々酸っぱいとか甘味料をプラスして甘くしてあるものもあったりしますが添加物の入っていないお酢はまろやかさも旨味も違う。
お酢嫌いなおとさんが美味しいと言ったのも驚き。

安くて何が入っているかわからない調味料をバンバン使って病院へ通いお薬を飲み続けるか、少し割高にはなるけれど調味料を意識して自ら調理し病院には行かず薬も飲まず自己免疫力、自然治癒力を高めるか。

今なら確実に後者を選択します。
 
だって難しくないんだもの。(笑)

無知だった頃の自分があって今の私がある。

母として無力さに泣いた日、母として出来ることをやった数日。
心から自分を褒めてあげたいと思う。
頑張ったねって。

そして今は娘を思いっきり抱きしめたい。
22歳ですけど(笑)

一人で不安の中よく耐えたねって。
思いっきり抱きしめてあげたい。




ひとつこぼれ話を。

何百回と電話をしても繋がらず挙げ句にけちょんけちょんな言葉を投げられ心が折れた日。

区内で家から近くにある一軒の診療所に繫がったんだけど、お盆休みだったので診てもらうことはできませんでした。一度はそれで電話を切りました。お盆休み明けに再び電話をすると時間外でしたが出てくださり、昨日電話したものですがと告げると「すみません、もう予約で埋まってしまいまして」と。うん、想定内です。
が、ここからが違いました。

娘の容態や症状を聞いてくださいました。
何もできなくてごめんなさいねと。

そして娘が悪化し始めた翌日にもう一度電話したところ、その日は元々のお休みの日だったそうで留守電になっていたので名前を告げ切りました。

けちょんけちょんに言われ心折れた瞬間に、私の電話がなりました。
涙をこらえ電話に出ると、なんとその診療所からの折返しのお電話でした。
きっとそこは自宅に診療所があるのでしょう。
奥様らしき方が休みであることを伝え、更にご主人(院長先生)に聞いてみたのだけどと今出来ることを教えてくださいました。
その上で「お役に立てずに本当にごめんなさいね」と仰るのです。

私はその電話を受ける前の折れた心を優しく包まれるような感覚を受け年甲斐もなく号泣してしまいました。張り詰めていた糸が切れた感じです。

何もできなくてもこうしてお忙しいにも関わらずお休みなのに折返し電話をくださり優しく穏やかなお声にお心を寄せていただいたことで私は救われました。そして自分にしかできないこと今できることをより深く考えるキッカケとなりました。

この時期が落ち着いたらばお礼に伺おうと思います。


今はもし私が陽性者だったら終わってたねーと家族で笑いながら言えるまでになっております。



長々とここまで読んでくださりありがとうございました。


寄り添う心ひとつで救われる思い

 

気をつけていても防げない時もある。
ならば感染しても耐えうる身体を作ろう。

己の自己免疫力、自然治癒力を高めよう。

体は食べたものでできているのだから。


ありがとうございます。

感謝。