今日のテーマは「撥皮」です。


三味線の皮の撥が当たる部分に

「撥皮」という薄い皮を貼ります。

これは皮が撥や糸で削れないよう保護の役割をしてくれます。


津軽三味線の撥皮は 

ひと昔前は本皮を撥皮のりで貼っていましたが、

今は「撥皮シール」という便利なものがあるので、

プロの間でもそれを使うのが主流となっています。


シールなんて音が悪くなるのでは

と思う方もいるかもしれませんが、

薄くて音にも支障がないので、結構優れものビックリマーク

耐久性もいいのでとても便利です。



私が良く使うのは津軽用撥皮シール。



松橋礼香  HAPPY三味線LIFE-CA3C14130001.jpg



本皮にこだわりのある方は

今でも本皮を使用しているようです。


撥皮シールを貼るときは

空気が入らないように端から慎重にこすりながら貼るのが、

上手く貼れる秘訣です !!


気になる方は どうぞお試しあれ ニコニコ