これから

明後日は息子クンとまた夫さんに朝早く会いに行き


地元(宇都宮)の役所へ行ったり、息子クンが迷惑を掛けた親族に挨拶をしに行く予定になっています。


ふと、見つけたコラムです。やはり冤罪で服役をやむなくさせられたという人は夫さんだけではなく多々いるのだと考えさせられました。


法律コラム│「ある弁護士の獄中体験記」記事
https://legalus.jp/column/bc746cf4-581a-41d4-813b-6824caf080e1


刑期は別として、やってもいない犯罪を背負わされる本人は心の傷を一生抱えることになる訳です。


病気なら治る可能性もあるかも知れないけれど
心の傷に付ける薬はなく、それをどう乗り越えて生きていくかは家族や親族の支えがあってこそなのかなと思います。


誰も信じてくれなくても、私だけは一生夫さんを信じ側で支えて生きていくと決めていますから
これから私が待ち人になったとしてもそれはそれで勉強だと思ってひたすら夫さんの帰りを待ちます。


夫さんの未決は260日なので、約4年と3ヶ月。

仮釈放がどれだけ貰えるかは謎ですが刑務所によって仮釈放の貰える率は変わるそうです。所長に拠るといった感じなのだと思いますが。。。


法律上は刑期の3分の1を過ぎたら仮釈放ができるとされているけど、そんなに早く出れるなんて人は先ずいませんよね。何のための法律なのか分かりませんよ。無いならそんなこと決めなきゃ良いのに。

待つ側も待たせる側も「もしかしたら」なんて期待しちゃうに決まっていますからね。やめて欲しいですよ。


どんなに無事故で真面目に務めたところでそんな夢のような話は無いに等しいので気長に待ちます。


とはいえ、再審に向けまだ頑張る意欲は捨てていません。弁護士費用という借金だけを背負って夫さんの帰りを待つ気もなく、私はこれからも戦うのです。


この執念深い性格を夫さんは最早笑っていますが
笑って見守っていてくれるくらいの方が私の気持ちも楽ですしプレッシャーもあまり感じなくて済むのかなにっこり


さて、夫さんの赤落ちの準備として

パンツと白い丸首Tシャツを数枚ずつ。
タオル数枚。歯ブラシ数本。石鹸数個。

を差し入れしなくてはなりません。なるべく早く差し入れしておかなければ……


現金も持たせてあげないと……


夫さんが旅立てば私もレオンさんとの新しい生活が始まります。


予想では今月半ばには赤落ちだろうとの夫さんの読みです。


私は寂しくはありません。
ただ面会というものが無くなるというだけです。

この事件と戦ってもうすぐ2年です。
服役期間を加えると合計6年と少し。


これからの約4年程は待ち人の日常としてblogは続けようと思います。

これからもよろしくお願いいたします。



私と息子クンと孫ちゃんです。それぞれに新たな道を歩き出します…