【映画】サウンド・オブ・フリーダム 監督 アレハンドロ・ゴメス・モンテヴェルデ【感想】
今日もどこかで起こっている地獄中米ホンジュラスで父親と穏やかに暮らしていたロシオとミゲルは、ある日オーディションと称された会場から他の多くの子どもたちと連れ去られてしまう。アメリカ国土安全保障省のティムは、誘拐された子供達の追跡捜査を行なっていたが国境を越えた捜査は難航し・・・サウンド・オブ・フリーダムAmazon(アマゾン)世界中を蔓延る児童誘拐事件。その実際に行われた事件と捜査をもとに作られた作品。色々と物議を醸したようですが何より主演がパーソン・オブ・インタレストのジム・カヴィーゼルさんと言うことで気になってまして視聴することにしました。なんと言いますか・・・絶句。冒頭から、実際に誘拐された時の防犯カメラのシーンが映されます。ここから胸につき刺さるものがありました。あまりにもあっさりと攫われていく子供達。手慣れている犯人・・・。子供達の人生があっけなく潰されていく崩されていく、その瞬間を見た気がします。そして物語として映画が始まりますが・・・。痛々しい。物語は主人公ティムが一人の少女に焦点を当て捜査をしていきます。連れ去られていく少女と追う捜査官。そのあまりにも残酷な実態に驚きます。とりあえず、人身売買組織の人々はジェイソンあたりの殺人鬼に提供したいなあと心から思います。特に女として腹が立ったのはミスの称号を持っていて、子供達を誘き寄せる役割を持っているクズ女。この女のモデルも実在するんだろうな・・・。人の心のなさに怖気が走ります。人間のクズって思った以上に多いらしい。今、奴隷制が合法だった時代よりも人の売買がなされているようで・・・。その事実にも。そりゃ日本で子供が一人で電車に乗ってたら驚かれるわな・・・。捜査官たちの辛いものを見る表情も苦しい。こう言う顔がまた似合うんだよカヴィーゼルさん・・・。後半は少女が奥地のゲリラ組織のリーダーに買われていることがわかり、ジャングルへ潜入。ここからの緊張感の凄まじさ。でもジムさんの安心感もあり。手に汗握りつつ映画としても楽しめたと思います映画としては一つのハッピーエンドを迎えました。手放しでよかった!!と言える話ではありませんし物凄く考えさせられますが。ラストに流れる歌声が救いを感じさせました。この映画、上映にあたって怪しげな妨害行為もかなり受けたようで。それだけ闇深さとリアルな恐怖を感じます。でも映画は大ヒットしたそうで。ざまーみろと心底思いました。日本にもこの影は近づいてるのでしょうか。どうか一人でも多くの子供達が救われますように。