娘がカーネーションを届けてくれました。
最近はこんな変わった色のカーネーションごあるのですね~( *´꒳`*)
こう言う気遣いは歳を重ねてくると本当に嬉しいものです❤ありがとう🙏

実の母が亡くなって2年目、来月三回忌を迎えます。

静岡出身の母は7人兄弟の6番目生まれ。
祖父は獣医で農林省退職後、森永乳業立ち上げに関わり専務となった人です。
その為短大入学と同時に東京へ移り住み、お嬢様としての青春時代を送り、OL生活を経て見合いで父と結婚。
絵に描いたような女性の人生、生涯専業主婦で父を頼り子育てと趣味に生きました。
 
私が初めての出産の時、難産で48時間陣痛に耐えていた時も「母親になる試練なのだから頑張りなさい!」と叱咤激励しながら腰をさすってくれました。
が、晩年になって、自分は無痛分娩で私を産んだので、出産時仮死状態でヤバかったと自白(笑)。

痛みが異常なほど苦手で、あらゆる鎮痛剤を常備し、ヘルニアの手術も受け、ヒアルロン酸注射も欠かさず…と病院のお得意様になっていました。

そんな人が乳癌となったのですから、癌の最期は痛みとの闘いになるかも~とそれはそれは心配しておりました。
モルヒネ絶対打ってね!延命はしないでね‼️としつこく言って、早々に緩和ケア病棟を予約…と準備万端( *´꒳`*)

けれども、最後に脳への転移が起こると、真っ先に痛み中枢に癌が出来たため、全く痛みを感じることは無く逝きました。
主治医もこう言うケースは珍しい、とてもラッキーですよ、と言っていたほど。

神様はちゃんと計らってくださったのですね。
お陰で家族も辛い思いをせずに済みました。ひたすら感謝しかありません。

平凡と言えば平凡だった母の人生。
それでも様々な人達の中に、母の思い出があります。
生きた証は遺るものなんですね。
そして母は、光の国からこちらへ来る時、そう言う人生を選んで来たのでしょう。

来世は波乱万丈かも(笑)

合掌🙏