横浜は桜木町・ワシントンホテルにてランチビュッフェwithベリママ友。

なんとなく年1回ペースで会っているのだが、1年もあくと話が積もりすぎて8時間くらいぶっ通しでしゃべったw





このところ、長女の塾の組分けテスト対策でアップアップだったが、それも無事終わったので、来月5月に久しぶりのベリーハフラで踊るレッサファーキルの振りをなんとか覚え、最後の即興部分もなんとか形にしなければならない。


ガクブル。





エジプトの国民的歌手(日本で言う美空ひばり的な。アラブ世界全体のスターなので、実際には美空ひばりよりもすごい影響力を持っている)、ウンム・クルスームの代表曲のひとつ、レッサファーキル。

これはいい大人になった人間には非常に刺さる曲で、歌詞の内容的にも、ライフステージで環境が激変することを鑑みても、30〜40代以降の女性にとっては特に刺さるのである。



過去の人生で、置いてきたもの、捨てたもの、逃げ出してきたもの。


そういうものにたまに後ろ髪をひかれつつも、

それはもう過ぎたこと、私は前を向いて進んでいるし、進んでいく、

そういう、とても強くて爽やかな決意を歌った曲なのである。



私にとっては、ベリーダンスとダラブッカ(ついでにその周辺の人間関係)が、置いてきたものであり、逃げ出してきたものだったりする。

10年ほど前、ありがたいことに色々と出演の機会をいただきつつ、アウトプットばかりでインプットが追いつかなくて常に消化不良。そんな時に結婚・妊娠したので、それを契機にベリー業界からは距離を置いた、平たく言えば逃げ出したのである。


当時の仲間や知り合いが業界で活躍しているのを目にするとごくたまに後ろ髪をひかれたりもするのだが、後悔は一切ない。

当時、自分でも煮詰まっているのを自覚していたからね。。。


距離を置いたおかげで、ようやく等身大の自分でベリーに向き合えるようになった気がする。


とりあえずタブラに関しては今のところ完全に離れているが、

ベリーの方は月1とかだけどレッスンにドロップインさせていただいて、

たま〜にイベント出る、という流れが今の私には無理がなくていい感じ。


ベリーもタブラも、

それに人生かけてる人がたくさんいて、

そういう中にいるとなんとなく自分もそんな気になってくるんだけど、

結局、私にとっては、ベリーもタブラもあくまで気晴らしのひとつでしかない(フラもね)。


私にとって、これらは人生をかけるものではなく、だからもちろんガチのダンサーやミュージシャンとしてやっていきたいわけでもなく、

もっとゆる〜く、楽しいなぁ〜って思いながら余暇のひとつとしてライトに関わり合いたいだけなんだよね。


環境に恵まれて、色々出演させていただいて、そうなると自分もあれもこれもと欲張り出して、自分で自分の首を絞めていたので、妊娠契機で距離を置けたのはラッキーだった。



おかげで今、楽しく踊れている。