世界一好きな画家は斎藤真一なのだが、

その次くらいに好きな画家(何人かいる)のうちのひとりが堀江優。


出会いはいつだったか、おそらく2000年代初頭(20代前半)に神戸旅行に行った際、たまたまどこかの資料館か何かで作品群を目にして一目惚れし、

どうしても作品を手元に置いておきたくて版画を2点ほど購入したのだった。

当時はまだご存命で、生きているうちにぜひお会いしたいと思っていたのだけど、

2013年に鬼籍に入られたとのこと。。。



その版画のうちのひとつがリビングにあって、もうずっと置いてあるから背景と化しているんだけど、

今さらながら、次女がホワイトボードに模写して見せてくれた。


その絵がめちゃくちゃ味があるwww


原作



模写 by5歳児




www


こ、これは、、、かなり良い!!!wwww


良すぎて、速攻ラインのアイコンにしたw




ピカソとかの模写をさせたらいいかもねと言ったら、夫が真に受けて早速描かせていたw

ちなみに、私なら違う絵をチョイスするがな。

これも良いw




単なる思いつきだったけど、

よくよく考えたら、世界の名作を模写させるのってとても良いな。


私自身は、母方は美術系の血筋で、父方は音楽系の血筋だと思っているが(夫の方の血筋は不明)、美術にしても、音楽にしても、およそ芸術というものはまず優れたものを幅広く見て聴いて、それを真似ることから始まるのである。


(学びの語源は「まねび」=まねること。芸術だけじゃなく、学問も、ひいては文化的活動のすべてが、まず「まねび」から始まるといっても言い過ぎではない)



絵はお手軽だけど、それに留まらず彫刻とか、工芸品とか、そういうものも好きに真似るだけで、どんどん感性のレンジを広げていくことができそうだ。




5歳児のゲイジツ作品を飾る。






ピカソの言葉。

Every child is an artist. The problem is how to remain an artist once we grow up.

(すべての子どもは芸術家である。問題は、成長してからも芸術家のままでいられるかどうかだ。)


It took me four years to paint like Raphael, but a lifetime to paint like a child.

(ラファエロのように描くのに4年かかったが、子どものように描くのには一生かかった。)



私が我が子や周りの子どもたちを見てきた限り、purely natural artistでいられるのはせいぜい3歳くらいまでかなという感じである。






読んでる本。

この人の作品は、なんでこうも面白いんだろう。。。