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さて

つづきになります

 

 

『 五輪書 』① 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵法の道を5つに分けて

剣術のあれこれを記す 『 五輪書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火の巻 」 は戦い方

 

技術的なことや心理作戦も記しています

 

 

 

 

 

風の巻 」 は 他流の批判とその理由

 

 

 

他の流々、芸にわたつて身過ぎのためにして、色を飾り、花を咲かせ、売りものに拵へたるによつて、実の道にあらざることか。

 

 

 

技が上達することが勝つことではないと述べたあたりがするどい

 

敵に対してその都度有効な手だてができることが大切であるという

 

形や稽古の形骸化を嘆いています

 

 

 

宮本武蔵は若い時期に

実際に戦い無敗でした

 

生死ギリギリから得た兵法の道は厳しい

 

だからこそ 普遍的な教えとして残っているのだろう

 

 

 

 

空の巻

 

 

空の心は 「 あるところを知りて、なきところを知る

 

知らなければ あるもないも わからないということです

 

 

 

武士は、兵法の道をたしかに覚え、そのほか武芸をよくつとめ、(中略)朝々時々に怠らず、心・意二つのこころを磨き、観・見二つの眼を研ぎ、少しも曇りなく迷ひの雲の晴れたるところこそ、実の空

 

 

 

観・見の眼は前回詳しく書いたが

これに相当するのが

「 心・意二つのこころ 」 だろう

 

 

「 心 」 は 大きく広い心構え

 

「 意 」 は 切実な細かいことに集中する意思 ( 佐藤正英 校註 )

 

 

 

 

 

「空」については

いろんな人がいろんなことを言っている

 

単なる空っぽではなくて

 

物理学は現在過去未来そして空間の情報が詰まっているというし

宗教は空は満ちている状態という教えもある

 

 

 

身近なことでいえば

 

ゾーンに入ると最高のパフォーマンスができるとか…

ボーっとしているときに最高のアイデアが浮かんだとか…

 

それら現象が起きる前は

徹底的な積み重ねがあったりする

 

 

ただの空っぽだったら

何も出てこないからね

 

 

 

 

武蔵が 兵法以外のこともやりなさいとすすめているのは

 

知ることでわかること

知ることでできること

 

が あるからだと思う

 

 

当たり前だけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵が水墨画を残していたことは

兵法以外のこともしっかり学べと言っていたことと一致する

 

 

 

 

 

 

 お借りしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心は「 空 」 であれと言う

 

少しの偏りに気づき

真っ直ぐにすること

 

「 空 」 には善があり 本来の心のあり方であるから

道として兵法を鍛錬しなさいと述べている

 

 

 

 

 

 

兵法はおおよそ現実にそぐわないが

生き方の道として

考えてみるのもよいのではないだろうか

 

 

 

さて

宮本武蔵については

多くの人が研究し

映画やドラマにもなっています

 

 

 

わたしの浅学では

とうてい 『 五輪書 』 の言わんとすることを理解したと思っていません

 

 

 

武蔵は人を殺傷して勝ち続けた先に

二天一流という剣術を創ります

 

これは何を意味するか?

 

 

剣術を学んで実践に挑んだのではなく

実践から編み出した

つまり実学といえましょう

 

 

 

 

血生臭い生に裏付けられた武蔵の教えを

わたしたちはどう今の世に活かすか …

 

問われているように思います

 

どうでしょうか …?

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵の水墨画 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークの天気 …

 

ちょっと気になりますね 真顔

 

 
 
 
山奥でも
キャンプ場はけっこうなにぎわい
 
やってみたいな … 音譜音譜音譜
 
 
 
 
 
 
 
緑豊かな自然のなかで
たくさんエネルギーをいただきました キラキラ
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までおつきあいいただき

ありがとうございますお願い