こんにちは 
空手（ 武道 ）において
その技は人を殺傷する武器でありますが
空手（ 武道 ）の目的は
その技を使わないこととしています
鍛錬で身体を鍛えて強くしますが
同時に 心も強くなります
戦う究極の精神は
人生を充実して生きる精神と
同じなのではないかと 思い始めてます 
相手の様子を察する
タイミングをはかる
平常心である
穏やかである
相手を尊重する
心の強さというものを考えたとき
困難に打ち勝つとか
逆境をもとろもしないとか
そんな強さもあるのでしょうが
わたしが考える心の強さは
気楽で 飄々として
当の本人から見たら
敵などいない状態
（ 誰も何も敵だと思いすらしない ）
そんな 静かな心なのではないか と思うのです
生きていくための知恵といいましょうか …
空手をやり続ける意味は そこにあります
道場に行くと
心がととのう のは 実感としてあり
その成果は
尊敬する人との出会いがふえたり
危機的状況で慌てず対処できるといったかたちで
あらわれていると思います 
ブルース・リー の言葉 
「 目標というものは、必ずしも辿り着くことを意味するわけではなく、単に目指すものとしての働きが多い 」
空手に到達点などないのは 百も承知
歩み続けながら
「 心の平和 」を得ていくことに
意味があると強く思います
道場から見える 景色
最後まで読んでいただき
ありがとうございました 