2023.02.03(金) KIN1

 

本日、 節分の日  

2月4日立春前日の「年越しの日」でもある。
 

そんな日と、マヤ暦の初日が重なった目

 

新しいサイクルがまた回りだす感覚。

 

豆まきは、季節の変わり目に

邪気(鬼)が生じやすいから、

それを追い払うため

と一般的には言われている。

 

「鬼は~外、福は~内」

 

だけど、我が家では 「鬼も~内」

 


 随分と前から、家の住人ラブラブ

 

鬼って…なんだか楽しいイメージも、
幼い心に刷りこまれてるんだよねぇ

つのつの1本 赤鬼どん♪

つのつの2本 青鬼どん♪

こころう~かれって

こころう~かれって

おどりだすぅ~~♪

 

 

まんが日本昔ばなし「節分の鬼」 

妻と子に先立たれた、独りぼっちのおじいさん。

福の神に見放されたと感じ、

「鬼は~内、福は~外」

とやけくそで叫んでいると、

そこに

村中で追い払われた鬼さんたちが続々と訪ねてきて…

というお話。

 

なんだか泣ける部分と、くすっとする部分と、じんわり胸が温まる部分と。

 

やっぱり鬼って、追っ払うだけのものじゃないよなぁ…と感じるわけで。

 

 

大本教でも「鬼は内」なんだよねぇ。

ここでの鬼は、
この世を作った神様(国常立尊)だとされていて、

なぜ、神さまが忌み嫌われるようになってしまったのか?

そんなことを解説されています。

 

 

「鬼」 この世ならざるもの

 

「おに」…「隠(おぬ)

 

「鬼(き)」は「氣」と同じオン。

 

隠れてみえない、なにか。

 

「魂」…鬼が云うって書く。 みえないなにかが云う。

 

 

みえないなにかは、みえるものと表裏一体。

 

追い払う、切り離すことなんて…できないんじゃないかなぁ??

 

って感じる。

 

「鬼は外」

 

疎外感、違和感が生じる…。

 

 

武學 でも、
 

マイナスに感じることをプラスに感じることで

くるめてしまう、抱き参らせることで、

より力が増す
 

…という体感を稽古で得ている。

 

そうなると、邪だと感じることを排除する意識は、

どんどんと薄れていく。

 

武學が重きを置いている「自他不敗」の精神だ。