「遠慮してたら」

「遠慮してたら、遠慮してない人に全部持ってかれるで」

これは僕が数年前に言われた一言です。

日本人は遠慮というか謙遜する事が美徳

みたいな風習がある気がしますが、

遠慮が過ぎると望まない状況を生み出したり

自分に嘘をつく事を覚えてしまいます。

僕も過去、そんな一面があったように思います。

その結果、

自分の本当に望む状況や欲しい物がわからなくなり、

何のために生きていくのかという

根本的な人間らしさを壊し兼ねない。

大袈裟かもしれませんが、

昨年の日本の自殺数は２万人を越えている実状を見ると、

いわゆる「欲」や「志」や「夢」というのを

持てなかったんじゃないかと思ったりします。

人間、

夢や希望の前向きな気持ちを持てれば

そう簡単には身を投げ出せません。

何故なら、

人が生まれる可能性それ自体が奇跡であり、

人の本能は＂生きたい＂と強く願っているからです。

本人の意思がどうかは別にして…

もしも自ら死にたいと思うなら、

そもそも命は与えられないはずです。

確かに様々な環境や立場があるし

最後は本人の判断なので強く言えませんが、

この平和で豊かな日本において

何の夢も欲も無く何をしたら良いかわからない等は、

見方によっては我がままに匹敵にするかもしれません。

欲、志、夢と言っても必ずしも大きい必要は無いでしょう。

今日も一日健康に過ごす、

親孝行する、

恋愛がしたいから相手を探す、

仕事後の一杯が最高、

あのブランドのスニーカーが欲しい、

などなど、、、

大きくても小さくても、要は何でも良い！

そのように思います。

話が膨らんでしまいましたが、

今の命や豊かさがあるのは親や先人のお陰で。

その恩返しのために、

また更なる発展や成長のために尽力する、

それだけでも、いや、それが人生と言っても

過言ではないんじゃないでしょうか。

元より、

最後にどうするのか決めるのは

あくまでその本人です。

僕はこの先も強く明るく、

「配慮はするけど遠慮はしない」

生き方をしていきたいです！