「いただきます」と「ごちそうさま」をする時、
仏壇に拝む時、
お墓参りの時など、
手を合わせて感謝の意を表す習慣が
日本にはあります。
(おててのしわとしわ、あわせてしあわせ、南〜無〜、というCMを思い出します。懐かしい〜。笑)
仏教においては
右手は仏、左は自分、
両手を合わせることで仏と一体になる、
または深い敬意の念を表す、
とされてます。
その手を合わせてるその時間、
実は現世とあの世との垣根がなくなり、
比べる“比較”するという人間界の“ある意味のルール”から離れ、
そこには一人の人としての時間が
流れているんだそうです。
そんな物事に触れていると、
私たち日本人は
無意識のうちに御先祖様から、
言葉もいらない
一瞬一秒もあればできる作法を
受け継がれていることに気付かされます。
神様、仏様、また御先祖様、
決して目には見えませんが
いつも私たちを見守ってくれている、
そんな気がします。
日々色々とありますが、
感謝を忘れず大船に乗ったつもりで
胸を張って過ごしていきたいですね!