1980(昭和55)年7月5日(土)

PM7:00 12ch 夏祭り きらめく日本の歌声

特別番組で、浅草国際劇場で公開録画したものでした。

暮れの懐メロ大行進並みにたくさんの歌手が出ているのです。

藤山一郎 ディックミネ 淡谷のり子・・・まさにそうそうとしたメンバーです。

 

そんな中に、本日の出演者の最年少のマコ、他に若手では石川さゆりとピンクレディーくらいだった。あとはほとんどすべて大ベテランの演歌歌手たち。

あまりにもたくさんの歌手が居るせいなのか、今日と明日の二夜連続放送なのでうれしいな。

 

オープニングは、出演者が一堂にステージに並ぶと、中央ど真ん中に淡谷のり子や藤山一郎など…マコ達若手は、端っこもいいとこで見えないくらい、画面に入れない。

これも仕方ない事だね。

 

まずはじめは、日本列島歌の旅と題して、ご当地ソングのメドレー。

マコは出ないかなと思ったけど、ちゃんと浴衣を着て「南国土佐を後にして」を歌ってくれた。

途中のよさこい節のところの声がピ~~ンと張って居て素晴らしい歌だった。

最近はこういう歌番組がほとんど無いので、大好きな懐メロがマコの歌で聞けてうれしかった。

 

次にこの人のこの1曲と言うコーナーで、一節太郎・曽根史朗・松山恵子・大津美子・・・などなど、誰でも知ってる歌を歌うのだけど、どういう訳かその中に突如としてマコが登場。

コマ劇場公演の時にエンディングで着てたドレスで現れて「なみだの桟橋」を歌ってくれた。

それもワンコーラスだけではなく、キチンと2番も。

 

まさかこの歌を歌うとは思っていなかったので感激です。「なみだの桟橋」は名曲に値する1曲になったんだと思った。

会場からは久しぶりに聞く、「まさこ~~!!」と言うすごい声援。やっぱり森昌子って歌手は、こういうドラマチックな歌が一番似合ってるんだと思った。

 

明日の放送ではもうマコ出てくれないのかなぁ?

今日は、小林幸子やさゆりちゃんの出番ばっかりで、私としては少々不満なのです。

 

 

(注:当時20歳だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)

 

 

 

昌子ちゃんのゴールの日まで あと215