1976(昭和51)年10月26日(火)
PM8:00 フジ 第5回オールスターものまね王座決定戦
昨年の第3回から早くも1年が過ぎて、今度で第5回のこの特別番組。
マコは初代(第1回)のチャンピオンだもんね。
昨年は五木さんと戦って負けたけど準優勝でした。
はじめはピーターとの対戦で、白のワンピースで「恋ひとつ雪景色」を歌ってからものまねをした。
そのものまねは、私が思った通り園まりの「「逢いたくて逢いたくて」
ばっつぐんによかった。私はマコの園まりのものまねが一番好き。実に完璧で何もいう事が無いから。
あの色っぽさがたまらない。
おっかげで、6:5でマコの勝ち。
2回戦は、三田明との対戦。
これまた私が予想した通り、菅原都々子の「月がとっても青いから」でした。これも何もいう事なし!最高でした。
同じ人物がこんなにも全く違う声が出せるものかと、あらためて感心しちゃった。
三田明もかなりのものまね上手なので、審査員の先生も苦労したんじゃないかな。決勝戦みたいだった。
でも、6:5でマコの勝利。
3回戦は、金井克子との対戦。
ここでマコお得意のあべ静江「みずいろの手紙」をバッチリセリフ入りでものまねした。
このものまねも最高で気分爽快!とってもしっとりしてて周りの歌手の人たちもマコのものまねに聞きほれていた。この勝負は、9:2で文句なくマコの勝ち。
なんと!決勝戦に残ったのは、またもマコと五木さんだった。
いっつもふたりでよくやるよ~~って感じ。でも本当に上手い二人で、これが事実だから仕方ない。
マコは島倉千代子の「東京だよおっ母さん」をやった。
細かいビブラートや感情のこめ方など、すごく研究してる。どちらかと言うと、後半の方がそっくりだった。
すごく熱心で素晴らしかった。
それで今回は6:5で、マコが2度目の優勝を果たして60万円相当のハワイ旅行をプレゼントされた。
五木さんったら、マコの優勝が決まると、マコの頭をなでて手を上げたり下げたり、自分の事のように喜んでくれた。
仲がいいなぁ…このふたり!
(注:当時高1だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)
いきなり5回に飛んでますが、第4回には昌子ちゃん出演していないようです。
半年に1回くらいで放送があったみたい。
今は完全にお笑い番組で芸人対抗戦になっちゃってますね。