1976(昭和51)年10月23日(土)その2
PM6:00 NTV ヒット’76

この番組の一番最後に白いワンピースで「恋ひとつ雪景色」を歌った。

その時テレビ画面に、一面の銀世界の風景でその中を黒い汽車が走っていく映像が流れた。

歌う前に初恋はいつか?って質問された。

マコ、何だかしどろもどろにで、結局「まだ本当の恋はしてないようです」って答えてた。

 

 

 

7:30 NHK 第2回日本民謡の祭典

なんと、ベテランばかりのこの番組に我らがマーちゃんは10代ではたった一人出演していた。

オープニングでみんな出てくるのにマコだけ出てこないからどうしたのかなぁ?って思っていたら、少し後になって三浦布美子に手を引っ張られるような格好で出て来た。

その時の格好が、なんといつものワンピース姿。

だから司会の人たちも場違いだと思ったらしくびっくりしてた。

おまけに「教えた通りやるのよ」なんて言われて、色っぽい言葉を言おうと一生懸命にまねしたんだけど、マコのやる事はどうしてもしっくりこなくておかしいの。

もっともわざとやってるんだけどね。マコって、アイドル的な存在だったから、とってもかわいくて面白かった。

 

ワンピースじゃダメだから着物に着替えてきましょう!って言われて、またどこかに行っちゃった。

結局マコが本格的に歌ったのは、私が思った通り「日光和楽踊り」でした。

何を歌わせても抜群なので、澄み切った声が素敵。

その時は青い着物に黄色の帯をちょうちょに結んで、片一方の袖を脱いでました。

すごくかわいいいマコの着物姿。

 

すぐ後に「北海盆唄」の踊り方を教わった。マコは日舞をやってるだけあって、さすがカンがいい。決まってた!

あとは歌わなくて、ちょっと残念だったけど、大先輩の中にいるのだから仕方ない。民謡歌手ではないし。

でも途中で青い地にハイビスカスの柄のある着物に赤い帯で、なぜかかかしを持って出て来た。

とにかくかわいかったので、あまり歌わなくても満足です。

 

 

本当は、7:30からNTVにも出ていたのだけど、あっちは無視してしまった。両方見るのはさすがに無理でした。

 

 

(注:当時高校生だった私が書いた文章をほぼそのまま書き起こしてます)

 

 

この日は、一日に4本もテレビに出ててしかも内容の濃いのが多かった。

ビデオが無い時代、裏番組は見られなかった。

NHKの民謡番組に出た事が、のちの「民謡をあなたに」の司会へと繋がっていったんだと思う。

オープニングで普通にワンピースを着て出て来たことも、もちろん演出です。NHKですもん。台本には忠実でしょうから。

 

民謡番組の司会と言えば、この後日テレの民謡特番の司会してましたね。

それはNHKの「民謡をあなたに」の司会をする数年前でした。